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5月のスケジュール

「平成」から「令和」へ

元号が変わっても変わらず地道な活動を続けていきます。

5月10日(金)Live Bar And Cafe 快適生活音空間 unamas(ウナマス)
東京都武蔵野市中町1-10-6 三鷹北口共同ビル2F JR三鷹駅 北口徒歩5分
Tel:0422-36-6252 
http://unamas.jp/index.htm
Open 19:00 Start 20:00〜 2ステージ  チャージ 2,700円+オーダー
【メンバー】
武田謙治(g)多田和弘(b)丸谷茜(ds)


5月16日(木)LIVE UNTEN 45
新宿区四谷三丁目3−7
丸ノ内線四谷三丁目駅4番出口より徒歩3分阿部ビル2F
Tel: (03)6380-5445
https://www.liveunten.com
Open 19:30 Start 20:00〜 2ステージ  チャージ 2,000円+オーダー
【メンバー】
 武田謙治(g) 阿部義徳(p) 座小田諒一(b) 丸谷茜 (ds)

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ギター購入騒動記(90)

2019年4月14日(日) ヤフオク オークション終了の日(4)

 このビンテージのES-175、どっちを買うにしても値段が値段ですから、現在所有の楽器を何本か処分しない事には無理と思いました。

 「さて、何を売る?」

 バンド活動を始めた20代後半からずっとES-175とアイバニーズGB-10といったフルアコを弾いてきました。ところが、ここ数年は今まで全く弾いてこなかったソリッド・ギターに興味が移っていき、特にレスポールが大好きなギターの一つでした。そして色々なレスポールを買ったり売ったりしてきました。今現在はギブソンのレスポール・カスタムとスペシャルの2本を所有しています。また他のソリッドギターとしてギブソンのSG、そしてフェンダーのテレキャスターも所有しています。

 そして1年ほど前からはまたフルアコ、特にES-175のあの形状とサウンドにものすごく惹かれています。そして、個人的なギター・スタイルも少しづつジャジーなものに戻りつつあります。ES-175やそれに類するギター達、形は同じですが、音は千差万別です。「色んな175が弾いてみたい!」そんな気持ちがものすごく大きくなっています。

 「ソリッド・ギターを売ろう!」

 売るギターは3本、全てギブソンLPカスタム、スペシャル、そしてSGの3本に決めました。

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 1年前にはこの3本を売ることなどはとても考えられませんでした。でも、今では割とあっさり決断できました。理由は次の2つ。

 「この3本、また欲しくなることが仮にあったら、お金さえあればいつでも簡単に手に入る。でも、ここで弾いたビンテージES-175のような素晴らしい楽器は手に入らないかもしれない。」ということでした。

 そして、この3本、ライブでは十分使いました。特にSGは2年ほど前はメイン楽器でしたし、レスポール・カスタムは昨年頻繁に使い、新潟ツアーにも持っていきました。悔いはありません。

 1本だけソリッドは残そうと思いました。テレキャスターは残すことにしました。この楽器は本当に「当たりの楽器」で、最近のお気に入りでしたし、まだあまりライブに使っておらず、売ってしまっては悔いが残ると思いました。そして、ジャジーなサウンドも出せますし、太い弦を張るとフルアコに似たサウンドを出すことができます。

 オベイションとエレガットはデュオの仕事で必須ですし、売っても大した額にはなりませんので、これも残すことにしました。

 このギブソン3本を売ると、例のビンテージ楽器の値段の半額くらいになることがわかりましたので、ほぼ決心は固まりました。

 この3本を下取りに出し、そのお金を足して先ほど試奏したES-175のどちらかの楽器を買うことを決心しました。そして、Sさんの出勤日に合わせ3本のギターを持って来る約束をしました。

 家に帰ってから試奏の動画を何回も見ましたが、まだどちらの楽器にするかを決められないでいました。ハムの175はまだ値段も調整もしていない楽器なので、売れてしまうことはないのでしょうが、P90の方はすでにネットにアップされている楽器ですから、売れてしまうことも十分考えられます。そこで「商談中」にしてもらうようSさんにメッセージを送りました。これで、じっくりとどっちの楽器にするか決めることができます。

IMG_2139.jpg 1959 ES-175 1PU



 ヤフオクの例の楽器は結局28万台、即決価格の一歩手前でどなたかに落札されたようですが、なんの感情も浮かびませんでした。

 

ギター購入騒動記(89)

2019年4月14日(日) ヤフオク オークション終了の日(3)

 「フレット調整が必要なんで、無茶苦茶弦高が高い状態なんですが、もう一本175があります。値段もまだわかりませんが、これも弾いてみます?」

 これまた、ルックスの格好良さに目が飛び出てしまいました。


 ギターだけで写真を撮っていないので、僕が試奏で弾いている動画のスナップショットです。

 まさしくこれです。僕が欲しいES−175の1PUは!

1959 ES-175 1PU


 1959年製1PAFのES-175です。写真ではよくわかりませんが、実はボディ全面にウェザーチェックがかなり入っています。僕はウェザーチェックはそんなに好きと言うわけではありません。むしろない方が良いかもしれません。ただ、程よいウェザーチェックは、いかにも「ビンテージ感」を醸し出していてオーケーです。この楽器のウェザーチェックは僕が許せる限界値くらいでした。「このくらいならOKだが、これ以上はちょっとなー」といった感じでした。

 早速試奏します。



 「弦高が高い」とは言っても、僕は全然平気でした。確かに「弾きやすい」状態ではなかったですが、僕の所有するギターはもともと弦高を高くしているので、全然平気でした。

 「ブリッジを一番低くした状態でこの位ですのです。これ以上弦高は下げられませんので、やはりなんらかの調節が必要ですね」とSさんは言います。

 「1959年ってのは特別な年ですからね。値段はまだはっきりしたことは言えませんが、60万弱くらいになるのでしょうか?ただ、現行の調整等の工賃が数万くらい上乗せになっちゃいますが。」とのことです。

 「もし僕が買うのなら調整はいらないな。少しでも安い方がいいので」


 最初に弾いたP90のES-175とこの楽器とを何回か持ち替えて弾き比べました。

 アンプ音はどちらも気に入ってしまいました。P90の音の分離感も最高でしたし、ハムのパワフルなサウンドもまた最高でした。ただ、僕の演奏スタイルやキャラを考えるとハムの方かなと思いました。そして、こちらの175の方がもともと求めていた175に近いルックスでした。ただし、生音の方はP90の175の方が圧倒的でした。こんな素晴らしい生音は今まで一度も聴いたことがないほどでした。ハムの方はビンテージものなので、系統的には似かよった音ではありましたが、箱なり感がP90に比べあまりなかったように思います。音量差も歴然でした。

 何度も何度も持ち替えて弾き比べたのちにギターを置きました。



 「ヤフオクはやめた!今はビンテージは予算不足でとても買えないが、ヤフオクでお金を使ってしまえばこんな素晴らしいビンテージ楽器を購入する時期が遠のいてしまう。」

 ヤフオクはどうせ再高値を更新されてしまったので、ほっておけばどっちにしても他人のもとに渡ります。



 「ん?待てよ。買う方法があるぞ。今持ってる楽器を何本か売ればビンテージ楽器代の全額と言うわけではないものの結構な足しになるな。しかも、ヤフオクと違ってクレジットカード使えば分割も使えるし」

  
  もう気持ちの高ぶりは止まりません。

  

  さて何を売ろう??

  そして、買うならどっち???

IMG_2139.jpg 1959 ES-175 1PU



  




 

 

ギター購入騒動記(88)

2019年4月14日(日) ヤフオク オークション終了の日(2)

 ヤフオクで落札目前まで気持ちが高ぶりましたが、ひょんなことから数日前にネットで見つけたギタプラの175を思い出し、試奏するためにお昼過ぎに御茶ノ水に向かいます。

 12時過ぎに着きました。Sさんとここ数日のヤフオク騒ぎの話を情報交換します。ほとんどはメッセージを都度送っていましたから、Sさんは状況把握しているのですが、今日の朝の出来事「朝起きたら最高値が更新されていたこと」「その場で即決価格競り落とそうとしたが、踏みとどまったこと」「入札の動きが止まっているので、数日前にギタープラネットのホームページで見つけた175を弾いてから、気持ち変わらなかったら落札すること」などをかいつまんでで話します。

 問題の楽器を早速見せてもらいます。

 「うぉー」

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 思わず唸り声をあげました。まさしくビンテージの風格です。ボディ前面の塗装は綺麗ですし、傷一つありません。側面や裏ボデイは比較的傷がありましたし右側面には目立つ引っかき傷がありますが、写真で既におりこみ済みです。どうせ下の方なので見えません。

 さっそく試奏させてもらいます。Sさんがチューニングしている時の生音を聴いているだけで、僕の持っている楽器とは全く違う感じです。これが「ビンテージの音」なのでしょうか。

 手に持ってアンプ音ではなく、まずは生音で響きを確認するため、開放弦を入れた和音をアルペジオで弾きました。

 正直に言います。感動してしまいました。言葉ではうまく言えません。そして僕の持っている色々な175の音とも全然違います。所有の175についてはどれも素晴らしい音でそれぞれを個性を持っています。でも、なんか、語るレベルが違う気がしてきました。そして、ボディ全体が鳴っていて、生音の音量が僕の楽器の1.5倍くらいあります。

 アンプ音ももちろん鳴らしましたが、P90特有のコードを弾いた時の1本1本の音の分離感(?)が最高です。音に硬質な芯(骨格)みたいなものがあってこれまた素晴らしい音でした。


 下にその時の動画を紹介しておきます。iphoneでの録音なので、素晴らしさが伝わるかはわかりませんが(いや、伝わると思います!)、聴いてみてください!最初は生音、途中からアンプ音で弾いています。

 

 これ以上弾いていると、予算的に買えもしないくせに欲しくなって諦めきれなくなるので、いったんは楽器を置きます。


 あまりの素晴らしさに感動で呆然としている状態の時に、Sさんが奥の方からもう一本ハードケースを持ってきました。


 「フレット調整が必要なんで、無茶苦茶弦高が高い状態なんですが、もう一本175があります。値段もまだわかりませんが、これも弾いてみます?」

 これまた、ルックスの格好良さに目が飛び出てしまいました。



 つづく......。

ギター購入騒動記(87)

2019年4月14日(日) ヤフオク オークション終了の日(1)

 オークション終了の日の朝、目を覚ますとすぐさまスマホで例のES--175の入札状況をチェックします。

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 「あっ!」

 当日の夜中3時頃、僕の入札価格を1000円上回る値段で入札があり最高値が更新されていました。

 「いよいよ動きがあったな。」

 こう思った反面、「こんな感じでセコく1000円づつ入札価格を上げていくのは面倒だ。挙句に即決価格で競り落とされてしまうくらいなら、一気に即決価格で今すぐこの場で勝負を決めちまおう!」とも考えました。せっかくの休日にオークションを気にしながら過ごすのも嫌ですし、もともと即決価格は29万8千円はギタプラのSさんに言わせれば「妥当な価格」とのことです。絶対こんな価格では通常のお店では手に入ることはありません。

 「よし。勝負に出よう。ジ・エンドだ!」

 アプリの入札画面を開け、「298000円」と入れ入札ボタンを押そうと思いましたが、なかなか押せません。

 もう一人の自分が何度も囁きかけてきます。


 「音も聴かないで決めていいのか?」

 
 今までどんな楽器も音を聴かずに買ったことは一回だけ、数万円のエレガットのみです。

 こんなことが頭の中でぐるぐると巡っているうちに、急に何日か前にネットで見たES-175のP901PUの写真を思い出しました。

 「そういえば、あの楽器はどうなったのだろう?」

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 どうせ買えるわけもない値段でしたが、頭を冷やすためにも一旦ヤフオクから離れた方が良いと思いました。ヤフオクのアプリを閉じ、ギタプラのホームページを開けます。


 「まだあるな!」


 この写真を眺めながら次のようにのように考えました。

 「これからギタプラに行って、この楽器を試奏させてもらおう!ヤフオク入札の動きは今現在止まっているのだから、この場で慌てて競り落とすことはない。この場で競り落としてしまうとギタプラの175はもう決して弾くこともないだろう。競り落とすのはこの楽器を弾いてからでも遅くない。この楽器、どうせ予算的に手が出ないのだから。」

 すかさずギタプラSさんにメッセージを送ります。

 「今日はお店にいらっしゃいますか?」

 「出勤しております!」

 日曜なので当たり前ですね。

 善は急げ、お昼過ぎに御茶ノ水に向かいます。

 

 

僕の音楽史(132)

【1986年】

 1986年、24歳になりました。この年の3月は久しぶりに人前で演奏する機会がありました。それは3つ上の兄の結婚式が催されることとなっていて、その中での余興で演奏することでした。

 この当時は「楽器一本でソロ・ギター」そんな実力もありませんでしたし(今でもあまり自信はないですけど)、バンド活動も全くやっていませんでしたので、一緒に演奏する仲間もおりません。だいたい、たった数分のためにそんな大騒ぎでやるつもりもありませんでした。兄の大学関係の偉い方々が参列する中、迷惑をかけてもいけません。したがって、ライト時代一緒にやっていたピアニストのTさんを誘ってギターとピアノのDuoで「Misty」を演奏しました。彼女は大学を卒業してからはホテルのラウンジ等でジャズやポピュラーの演奏を続けていましたので特に何の抵抗もなかったでしょうが、僕は卒業後はほとんどと言っていいほどギターに触ることがなかったですし、ましてや人前で弾くことなど皆無でしたので、たった1曲スタンダードを演奏するだけでもかなり練習して臨んだ記憶があります。結婚式の余興ですから「誰も真剣に聴いちゃいない」と気楽に考えようとも思いましたが、事前に兄からクラシックの生の弦楽四重奏のBGMがあることも聞いていたので、恥をかきたくないとも思って、随分としっかり練習し、本番も結構緊張して演奏した記憶があります。

 あっ、「音楽史」と直接関係ないですし、詳しく書くつもりもないですが(笑)、僕はライトの同期ピアニストTさんと、兄の結婚式の1ヶ月後の4月に、実は結婚式をあげる予定でした!

 両親や親戚は新潟住まいでしたし、「息子が二人とも一気に結婚!」ってことで大変だったと思います。のちのち親に聞くと、「私たちの友人達はみな『息子(娘)はみんな結婚もしないで、いつまでも家にいて困る』と言ってるが、お前達は何も苦労せずに嫁さんを見つけてきた。結婚式が重なって大変だったが、いっぺんにカタがついて良かった!お前たちは親孝行だ!」と言ってました(笑)

 下は兄の結婚式の時の演奏の写真。今はもう会社の先輩に売ってしまったクラシック・ギターを弾いていますね。アンプを持っていくのが大変だったからでしょう。体型的に今より10キロくらい痩せていますし、毛髪の量が今の1.5倍くらいはあります(笑)。正直、この頃に戻りたいですね。

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ギター購入騒動記(86)

2019年4月12日(金) これは?!

 ヤフオクで入札した175については、数日間は他の誰も新たに入札してきませんでした。今まで何回か、ギターではないですが、ヤフオクで競り落としたことはありますが、大抵は終了間際の数分が勝負です。この時点で僕を含めて3人いて、そのうちの一人が一回だけ僕の金額を千円上回る金額で再入札してきましたが、すかさず千円上回る金額で僕の方が再入札したので、常に最高値をキープし、「俺がこの楽器を競り落とすぞ!」との意思を明確に伝えました(笑)。

 もうヤフオク175をゲットするつもりになっていましたので、入札してから数日はギタプラのホームページを見ることなく過ごしていましたが、この日夜、何気なく見ていた時に一本のギターの写真に釘付けになりました。

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 ギタプラSさんにこの楽器の写真とともにすかさずメッセージを送ります。

 「これは素晴らしい!」

 夜遅い時間でもありましたし、ビンテージものには金額的にも手が出ないこと、何よりもヤフオクに入札していることをお知らせしていることもあったのでしょうか、とくに返事はなかったです。

 この楽器、ボディの側面にかなり目立つ引っかき傷がありましたが、それ以外は比較的きれいな楽器のように写真では見えました。

 1952年のP90の1PUの175です。僕はもともとハムの1PU175、色もビンテージサンバースと呼ばれている、それこそヤフオクに入札している175がルックス的には大好きでした。P90のピックアップは、レスポール・スペシャルを持っていてサウンドはお気に入りでしたが、見た目はあまり好きではありませんでした。でも、この写真は素晴らしく惹きつけられるものがありました。色も焼けたサンバーストで、いかにもビンテージ、「ビンテージ・ライク」な色とは違い、本物の貫禄のある色でした。

 ただ、どう考えても予算オーバーでした。手が出ません。

 これ以上何も考えず、14日(日)のヤフオク・オークション終了日を待つことにしました。

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マイナー・コンバージョン・コンセプト(25)

【 F △7(#5)/ E (1)】

 パットのある楽曲で下のようなサウンドが使われています。



 もちろん色々なポジションで弾いていたり、いくつか音を加えたりで上の弾き方だけではないのですが、一番核となる押さえ方とサウンドはこんな感じでした。

 コード表記はどこをルートにするかにもよるのですが、6弦のE音をペダル音と考えて分数コードの分母にして、上の3音、4弦F音、3弦A音、2弦C#音をFルートのトライアドと考えればF +(#5、Augument)、またE音はFのメジャー7の音ですから、結果「 F △7(#5)/ E 」と書けるのではないかと。色々異論があるとは思いますが。ここではコード表記について語ることが目的ではありませんので、ひとまずはこれで如何なもんかと。

 こんな表記のコード、一体どう考えれば良いのでしょう?

 僕はこう考えました。

 テンションとか分母とかはとにかく、一旦は考えない(笑)。F△7はDmにコンバージョンできますよね。わからない人は過去の投稿(7)を復習!C→Amってのはギター弾いてりゃご存知ですよね。じゃ、FはDmです。それで、DmにコンバージョンしてDドリアンを弾いてみます。下の動画です。どうです?いい感じですよね?!分母のE音はDmの9thの音ですし、Dドリアンスケールの2番目の音なので気にせず弾くことができます。



 次にFの#5の音、C#をどう料理しようかというと、Dmにコンバージョンしたわけですので、C#音はDマイナー的にはメジャー7thの音ですから、Dm△7(マイナーメジャー7th)と思って弾けばいいんだってことです。DドリアンにC#音を加えて弾くとか、Dハーモニックマイナー(C#あり)と考えることができます。

 上記解説を踏まえて弾いているのが、下の動画。少し雰囲気を出すためにエフェクトをかけています。



 次回はこのコードを題材に考え方を一歩進めて発展させていきます。

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ギター購入騒動記(85)

2019年4月10日(水) ヤフオクが気がかり(3)

 立て続けにヤフオクに僕の狙っているギターが出品されていたこともあり、毎日検索ワードにES-175、ES-165と入れて検索するのが日課となっていました。そして、下の写真が目に止まりました。

IMG_2133.jpg

もうダメだ!と思いました(笑)。1PUでサンバースト、そして写真で見る限りはほとんど傷がなく新品同様、色味が光沢があまりない感じでまさに僕の理想に近いルックスの175でした。

 ギタプラSさんにすかさずメッセージします。

 「これ、マジに危ないです!」

 Sさんはすかさず返事をくれます。

 「これいいですねー!」

 彼に色々聞くと、2015年くらいの製造で、お店では新品で約50万くらいとのこと。即決価格が29万8千円で、中古としても妥当な金額だそうです。

 もう、気持ちは決まりました。とりあえず現在の値段は22万くらいになっていたので、その価格より数千円くらい高めの金額で一旦入札しました。常に最高価格の位置をキープしつつ入札者が増えてきたり、競り合い始めたら即決価格で一気に勝負を決めようと考えました。この状態で29万8千なら今すぐ競り落としたって問題ない位の価格です。

 Sさんには正直に

「入札しました!」とメッセージを送ります。

「まだ時間もありますし、楽しみですね!」と返事が返ってきました。

 このオークションの最終日は4月14日(日)でした。


 この日から数日間は再入札することなく、僕が最高入札価格でキープしていたと思います。

 そして、もう既に手に入れた気分になっていました。

「とうとう念願の175の1PUを手に入れるぞ!」

 数日間は興奮状態でした(笑)。

 

ギター購入騒動記(84)

2019年4月6日(土)ヤフオクが気がかり(2)

 前回書いたヤフオクでの目障りな(笑)ES-175、165もこの時点でようやく落札者が現れ、共にオークションが終了になりました。175は20万強、165は16万弱とお店での中古購入する価格よりはかなり値段が低かったので「入札しておけば良かったな?!」と多少後悔もありましたが、やっと目の前から消えてくれて半分はほっとしていました。

 アプリを閉じる直前になんとなく検索条件に「ES-175」と入れて検索ボタンを押すと、何枚か175の写真が表示されます。

 「えっ?」

 すかさず下の写真が目に飛び込んできます。

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 「まじ?!」

これまた狙いのES-1751PUの個体です。即決価格が32万です。そして明日7日でオークション終了、しかもこの時点で60件あまりの入札が入っています。

 心を落ち着けるためにすかさずギタープラネット Sさんにメッセージ送ります。彼の返事はこうでした。


 「これいいですよね!見てましたw」


 すかさず質問してみます。


 「お店だとどのくらいの値段ででるものですか?」


 「35万くらいだと思いますよ」との返答です。


 この35万という金額、オークションの即決価格より高いわけです。正直、勝負に出よう、つまり32万の即決価格で落札しようと思いました。お酒の勢いもあり、本当に落札に行く寸前でした。

 少し、気を落ち着けるためにこんなメッセージを書きます。話題を少し変えないと危険だと思いました(笑)。



 「ギタプラのホームページで見た175は2本とも金銭的に手が出ません!」



 ギタプラのホームページで175のビンテージものが2本出ていましたが、1本は75万、もう1本はなんと100万越えで、値段的にとても手が出せるシロモノではありませんでした。


 「武田さん特価出しますから!」


 Sさんはこう言ってくれましたが、いくら特価でも、元の値段がこれじゃ無理だろうなと思いました。


 「まだお店に出せていない175が5〜6本あります。」


 この言葉で、少し落ち着きを取り戻しました(笑)。ヤフオクですから実際にその楽器を手にとって弾くことはできないのは当たり前ですが、いくらなんだって、他の楽器と比較もしないでいきなり購入するほどの勇気もありません。自分の好みの音が出ない楽器だった時に「まぁ、いいか!」と思える金額ではありません。

 
 「他の175も見てみたいので準備ができたら連絡ください。」と返事を返し、この日のSさんとのやりとりを終えました。

 結局、この楽器は即決価格目前で落札され、オークションは終了しました。
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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