僕の音楽史(36)
今回の話はレコードやミュージシャンの紹介ではありませんので、ちょっとつまらないかもですね。
一応志望校の新潟高校に合格しました。そして、ブログに度々登場している親友新保君も同じく新潟高校に合格しました。ただし中学の時とは違い別のクラスになってしまったので、ロックの話をする機会は多少減りはしましたが、家も比較的近かったので、頻繁にお互いの家に出入りし、情報共有をしていました。
高校に入ったらバンド活動を本格的に始めたいと思っていましたが、楽器をやっている知り合いが残念ながらすぐにはできませんでした。軽音楽部なるものもあって、新入生歓迎会で演奏しているバンドが一つだけありました。EL&Pの楽曲「石をとれ」を演奏していて、結構上手だなと思いました。今考えると、ギターがいないバンドで、一方本チャンのEL&Pはグレッグ・レイクがベースだけでなくギターも弾くわけですから、自分を売り込むチャンスだったなとも思いましたが、その時は考えもつきませんでしたし、大体先輩達のバンドに入れてもらうのは嫌だなと感じてもいました。
で、結局何のクラブに入ったかというと「クラシックギター部」に入部しました(笑)。この部はオリエンテーションを冷やかしに行った時は入部するつもりなどありませんでした。小学校から習っていたクラシックギターも中3の頃には辞めていましたし、クラシック音楽を全く聴くことはなく、興味の対象外でした。なぜ入部したかというと理由は次の2つでした。
ひとつめの理由は、部長(名前が思い出せない)がクラシックギターに関して僕よりも全然上手でした。彼は全くもってロックなど興味はなく、クラシック音楽に造詣が深く、純粋にクラシックギター一筋に練習している方でした。勿論僕はその道で彼と戦おうなんて思いもしませんでしたが、彼から音楽的に得られるものがもしかしたらあるのではないかと思いました。逆に、彼は「アドリブ演奏」という概念はなかったようですので、僕が即興で演奏することに大層びっくりした様子でした。「譜面もないのにどうして弾けるんだ?」とビックリしていました。こっちに言わせれば「譜面通りによく弾けるね!」です。
もうひとつの大きな理由は女子部員が沢山いたことでした(笑)。僕は昔から同学年や年下の女の子には相手にされませんでしたが、年上女性には何故かモテました(爆)。当時新潟高校は女子が全校生徒の1/4しかいなくて、非常に貴重でした。僕は1年生では不運なことに女子のいない男だけのクラスになってしまったので、女子と話す機会を作ることは必須でした。
文化祭に向けて「バッハの曲の合奏練習」なんて柄じゃなかったのですが、女子と楽しく活動するには仕方ありません。でも、それだけでは何かな?と思い、辞めていたクラシックギターをもう一度習おうと思い、以前のギター教室に通うことにしました。そして、その後、親友新保君にも声をかけ、彼をクラシックギター部とギター部の両方に引きずり込みました(笑)。
※右下の写真は新潟高校クラシックギター部写真とは何の関係もありません。


次回は正常にこの当時の音楽談義になる予定です(笑)!