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僕の教則本・教則ビデオを公開します!(32)

【JAZZ / PAT MARTINO 】

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 この教則本を買ったのは、確かハワイ家族旅行の時のアラモアナショッピング・センター内のショップだったと思います。

 まだ一連の教則ビデオは発売前、そしてYoutubeなどネット社会が到来する前、パットが完全復帰する前、そして初来日前だった頃に購入したこともあって、「動くマルティーノ」などは見たことはまだなかったので、付属のカセットテープで、フレーズのデモ演奏よりも、「予想以上に低い声のパットの肉声」を聞いてだけで、「これがパットの声か!」なんて狂喜した覚えがあります(笑)。

 この当時はもうすでに、パットをコピーしまくり終った頃でしたので、正直フレーズの目新しさはどのフレーズもあまりなく、「あー、このフレーズね」なんて、譜面を見たらすぐに弾けたので、あまりためになったとは言えません。が、大切な宝物です。

 ⅢⅥⅡVやⅡⅤⅠなどでの定石フレーズが14個、付属のカセットのデモ演奏とともに学べますが、今でも手に入るかどうかはわかりません。あ、タブ譜付きです。

僕の教則本・教則ビデオを公開します!(31)

【秘伝!新・ジャズ・ギター・マスター / 布川俊樹】

 今まで僕の師匠「布川さん」の教則本やビデオを色々紹介してきましたが、個人的にはこのビデオ(DVD)を一番見ましたし、役に立ったように思います。

 内容は今まで紹介してきた教則本やビデオに比べたら多少は上級者向けと思います。このビデオから「何かを教わる」のではなく、自分が「すでに持ってる知識や技術をこのビデオで改めて確認」したり、「一歩進んだアイディアに進む上でのとっかかり」になったり、そんなビデオだと思います。
 
 そうは言っても、タブ譜付きの譜面もありますから、初級から中級の方もちょっと難しいかもですが、少なくとも音をさらっていく事は出来ますので、ご心配なく。

 デモ演奏も良いです。ハチ君(佐藤恭彦)&大坂昌彦の鉄壁のリズムに乗って「ダンシング・イン・ザ・ダークネス」や「北京ダックブルース」が聴けます。この2曲、布川さんの数あるオリジナルの中でも大好きな曲で、もう一曲「ビート・パニック(ヴァリス)」の3曲が布川さんオリジナルのフェバリット・ソングですね。
 
 絶対おすすめです!!!

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僕の教則本・教則ビデオを公開します!(30)

【Jazz Guitar Soloing / Bruce Forman】

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20~30年前に結構話題になったビ・バップ・ギタリスト「ブルース・フォアマン」の教則ビデオです。Youtubeでも最近の演奏を見ることができます。元気に地道な活動を続けて嬉しい限りです。このビデオでも素晴らしいギタープレイを聴かせてくれます。そして、ブームは去りましたが、ブログで彼の事を何回か紹介してきて、意外に「隠れファン」も多いことがわかりました。

 このビデオ、難しい理論やコンセプトを語ってはいません。枯葉のテーマ部分とⅡⅤⅠ進行を題材にフレーズ、メロディ、モチーフの変化のつけ方、発展の仕方を彼の考える限り教えてくれます。クロマチック、コードトーン、上からや下からのアプローチとメロディーの核のとなる音に行きつくまでの「持って行き方」をそれこそ何十通りも実際の演奏で教えてくれます。もちろんタブ譜付きです。

 内容と関係ないところで、このビデオで彼の持っている楽器、アイバニーズのフルアコ、ES-175と同様に少し小振りな楽器で興味をそそります。だれか、この楽器について知っていたら教えてください。

 ともかく、ビ・バップに根差した王道のジャズ・ギター、彼ほど上手なプレイヤーはいないと思います。

僕の教則本・教則ビデオを公開します!(29)

【ジャズギターの金字塔(スタンダード編)/布川俊樹 】

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 僕の師匠「布川さん」の書いたジャズ・ギター教則本で多分ベストセラーと言ってもいい教則本ですので、知らない方はいないだろうと思いますが一応紹介しておきますね。

 この教則本で「よくできているなー」と思うのは、初級~中級~上級までオールターゲットってことですね。初級~中級の方は基礎練習~コード・ワーク~ソロの部分を中心に学習して、付属のCDを布川さんのスタンダード・アルバムとして楽しむことができると思いますし、上級者はCDの演奏が譜面&タブ譜があるのでそれを参考にがっつりと布川さんのプレイを研究することができます。全て譜面にはタブ譜や指板図が付いているので、譜面に弱い人も平気です。

 僕はどう使ったかというと、教則本と言うより純粋に師匠のプレイを楽しんだって感じですかね。何だかんだで4年近くの長きに渡り月一ペースで通っていたので、今更細かいことを教則本から教わらなくとも目の前で盗んでいましたから。この本を買った頃は既に僕はもう布川さんのレッスンは通っていなかったので、このCDを聴いて、「布川節」を久々楽しんだ・・・そんな感じでしたね。

 布川さんは世代がほぼ同じこともあって、書いていることの全てが腹落ちしますし、今の若手ギタリスト達が「忘れている何か」を教わることができる素晴らしいギタリストだと思うのです。「忘れている何か」とはここには書きません。自分で布川さんに教わって感じ取ってください(笑)。

 誰ですか?「あなたは布川さんから何を学んだのですか?」なんて失礼な質問をする人は?!

 聴く人が聴けばわかりますよ。表面的には僕と布川さんとは正反対に聴こえるかもしれませんが、フレーズや方法論レベルで随分と影響を受けていることが!!

 絶対おすすめです!!!

僕の教則本・教則ビデオを公開します!(28)

【Jazz Guitar Licks In Tablature 】

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かなり学習した形跡が見られますが、どこで、どういう目的で購入したのかが全く記憶にないのです(笑)。外国本の翻訳ものですね。

 内容は、ホールトーン・スケールにある程度特化して、それを使ったリック、そしてブルースやマイナー7thコードにそれを当てはめた例が全80ページに渡って解説してあって、全てのフレーズがタブ譜と模範演奏のCD付きですのでわかりやすいいですね。

 面白いのは、リックを「1弦から始まるリック、2弦から始まるリック・・・・」とはポジション(?)別にリックやフレーズを分類しているところですね。これ、凄く実用的と思います。

 パット・マルティーノとスティーブ・カーンがこの本の推薦状を書いています。そんな関係か、マルティーノ風のフレーズが沢山散りばめてありますし、個人的にホール・トーンとディミニッシュのサウンドは大好きですので、そんな理由からこの本を購入したのではないかと思います。

 それにしても、こんなに学習した痕跡があるにもかかわらず、全くこの本の事について覚えていないという事は、僕はいよいよボケてきたのかもしれませんね(笑)。
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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