ギター練習帳(2)
ここ数ヶ月はテクニックの衰えを実感することがとても多く、なんとかしなくてはと考え、毎日の練習の中に「Basic Training」を取り入れています。楽器奏者にとっては当たり前なのかもしれませんが、僕はあまりやって来ませんでした。今までの中で一生懸命やっていた時期は3回ほどありました。楽器を始めて間もない頃、大学時代、そして2000年から2014年のブランクののち復帰前の数ヶ月です。今回が4回目となり、死ぬまでやり続けようと決めたので、今回が最後だと思います。メニューは都度変えていこうとは思いますが。

まずはBasic Trainingの中での「88 16分音符 アルペジオ(△7m7)」の部分です。
メトロノームを♩=88で鳴らして16分音符で弾きます。ここでやることは3つあって、ひとつ目はメジャー・スケール(ドレミファ....)を上がったり下がったり、2つ目は△7のアルペジオ、3つ目はm7のアルペジオです。そのうちひとつ目のメジャー・スケールの部分を今日紹介します。下の動画の様にやっています。
普通にドレミ...を上がったり下がったりした後、動画の様に適当にエチュードの様に弾いていきます。決まっているのは速度のみで、適当に組み合わせてやっていきます。真ん中辺のポジションから上行ったり下行ったりします。弾く音を決めないのは、決めると飽きてしまいますし、覚えるのが大変というのが大きな理由ですが、「練習のための練習」ではなく「より実践的」なものにするためにはその都度決めるのが良いと思うからです。
オルタネード・ピッキングでしっかり音を出します。ただ、一応言っておくと、僕の様な右手の動きが大きいのはあまり良い例とは言えません。動きに無駄があるため早く弾ける様にはなりません。僕はもう治りません。初心者の方は今から自分の手首の動きを鏡で見てしっかりと矯正していく良いと思います。
次回はアルペジオを紹介します。