FC2ブログ

Phrase Database (1)

 Facebookの投稿を読んでいただいた方には繰り返しになってしまいますが・・・・。詳しくは以前の投稿を下に貼っておきましたのでご覧になってください。



 要は「自分のギタープレイがワンパターンになってしまったことを打破する」目的で大学時代からの色々なギタリストをコピー(トランスクライブ)してきたフレーズを少しづつ復習しながら、そのフレーズを皆さんに紹介していくコーナーを始めていきたいと思います。まー、タイトルはどうでも良いですが、今回は裏口入学などというふざけた名前はやめにして「Phrase Database」にしました。

 「これはいいフレーズだ!」「何だかかっこいいぞ!」あるいは「いかにもジャズ!」などなど、まだジャズ駆け出しの頃から上級(?)に至るまでの期間にコピー(トランスクライブ)してきた五線紙12冊(あれからまたもう1冊見つかりました!)フレーズを譜面と動画で紹介していきますので、皆さんがジャズを勉強していく上での参考にしてください。

 僕にとっては「復習」ですが皆さんとっては「予習」になる人もたくさんいらっしゃると思いますし、2~30年も前のコピー譜なので、若い学習者の方にとっては逆に新鮮だったり、ジャズの基礎を確認するのに有益かと思います。

 それでは早速始めます。記念すべき第1回はジョー・パスのフレーズから!

phrase database_000010

キーがCでの「さんろくにーごー」の教則本のようなフレーズですね。

 特徴は2小節目の3・4拍のE♭→D♭→D→Cの半音進行が「いかにも!」って感じでかっこいいですね。ジョー・パスっぽく弾くには必須の動きですね。

 3~4小節の「さんろくにーごー」は何も考えず、何百回も弾いて手癖にしてしまいましょう。4小節目のG7の時にA♭音を出す(♭9thのテンション)がいかにも「ジャズ!」ですが、ここを「A♭」ではなく「A」を弾くのが、「メセニー」です(笑)。Aで弾くと、「ちょっと明るく」「ジャズ感が希薄に」なるので、古いタイプの評論家たちに「メセニーのジャズは・・・!」と言われる理由なのではと思っています。

 どんなフレーズかを掴んでもらうために僕の演奏した動画を貼っておきます。本家本元の足元にも及びませんがね・・・。


コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんにちは。
最初のG7、譜面はファ、ソで書かれてますが、演奏はミ、ファで弾かれてます?
どちらが正解?

No title

コメントありがとうございます。
どっちも弾いてみましたが、いずれも違和感なく聴こえるので、どっちもありですね?
ただ、ジョーパスがどっちを弾いていたかは、あとで聴き直してみます。
ありがとうございます!

Re: No title

さっきレコードを聴きなおしてみましたが、譜面が正解ですね。
ファソラドと弾いていますね。ミファラドではありませんでした。

ただ、前のメールにも書いたようにどっちらと違和感はありませんね。

ご指摘ありがとうございました。
そして、混乱させて申し訳ありませんでした!!

> こんにちは。
> 最初のG7、譜面はファ、ソで書かれてますが、演奏はミ、ファで弾かれてます?
> どちらが正解?
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR