FC2ブログ

僕のレコード棚公開します!(66)

【ケニー・バレル】

 僕のギター演奏からケニー・バレルを感じる方は一人もいないと思いますが(笑)、結構聴きましたし、好きなギタリストでもありました。そして、ジャズ・ギターを始めた初期の頃に最も聴いたギタリストかもしれません。

 管楽器奏者との演奏も多いことから、ホーン・プレイヤーの方から「ケニー・バレル好き?」とよく聞かれることが多かったように記憶してます。

 彼のプレイについての僕の評価は、あのコード・ワークの素晴らしさですね。左下の「ホエン・ライツ・アー・ロウ」ではスタンダード題材にたっぷりとその素晴らしさが堪能でき、一番聴いたアルバムの中の一つです。日本のギタリスト岡安さんが、昔はあんなにベンソンばりに弾きまくっていたのが、ケニーに魅せられて以来、口から出てくるギタリストは今でも「ケニー、ケニー」と言うのも分かります。演奏も実にアダルトに変貌しましたね。ここに紹介した写真のアルバム以外にカセットテープでもっとたくさん所有しています。

 ただ、僕自身はケニーのようなギタリストとはまるで違うタイプでした。具体的に言うと、僕は「時間的にきちっと均等な8分音符」「割り切れる音符」を弾くギタリストでしたし、そういう奏法を目指していたこともあって、ギタリストとしてはほとんど影響を受けませんでしたし、コードプレイ以外はコピーしたことがありません。また、日本人にはこういった感じに弾くことは難しいですし、こういう弾き方を目指している人も岡安さん以外はあまりいないのではと思います。

 ジャズ・ギターを勉強する過程では必ず聴いてほしいギタリストです。

IMG_2289.jpg

 
 

僕のレコード棚公開します!(65)

【ジョン・スコフィールド】

 ジョン・スコには90年代くらいまではがっつりハマりました。僕が大学の頃はもうすでに人気はありましたし、当時から皆「ジョンスコ」なんて呼んでましたが、まだまだ今のような揺るがぬ地位と人気を得ているというほどではありませんでした。まだ、マイルスバンド参加前でしたしね。

 僕は最初写真左列下の「ラフ・ハウス」にハマりましたね。きっかけは同じレコード会社(アリスタ・レコード)でアルバムを何枚も発表していた「ラリー・コリエル」を買いまくっていた流れで買ったのだと記憶しています。当然のことながら大学時代でしたので、全く理解の範囲を超えていましたが(今でもか?)、それでもあの粘っこいノリでグリグリと弾きまくるサウンドは、まさに男気のあるギタリストでした。その後は、当然のことながら右列上の「ライブ」にたどり着きました。「ソフトリー」もカッコ良かったですが、1曲目「V」も大好きで、いまでもバンドでたまに演奏したりしています。

 左列中央「ピックヒッツ」や右列中央の「鯔背(スティル・ウォーム)」は彼の出世作で、結構聴いたように思うのですが、あんまり曲を覚えていません。逆に、左列上の「エレクトリック・アウトレット」の方が好きでした。確かジョンスコがベース弾いているんですよね。

 CDも結構持っていますし、大好きなギタリストではありますが、ここ数年の作品は全く聴いていません。

 様々な顔を持つジョンスコですが、そんな中でもスタンダードを生音でグリグリ演奏するジョンスコが実は一番好きだったりします。

IMG_2228.jpg


 

僕のレコード棚公開します!(64)

【ジョー・パス】

 ジャズ・ギタリストの中で一番最初に好きになった人ですし、大きな影響を受けた人です。
 
 日本では過小評価されている気がします。「音楽的に新しいことをやっているわけではない」とか「セオリー通り」とか「教則レコードのようだ」とか。僕に言わせれば「目新しいことをやってる人なんて果たしているのだろうか?」「セオリー通りで何が悪い?」「教則レコードのように演奏できるのはすごいことなんじゃないの?」です。

 ともかく、「ソロ・ギター」というジャンル(?)は彼が確立したと思っていますし、たった一人で、しかも即興演奏で、楽曲をイントロからエンディングまでまるであらかじめ考えていたかのごとくまとめ上げることのできるギタリストは、少なくても当時は彼以外は誰もいなかったと思います。最近、僕はブログで「ソロ・ギター道場」なるものをやっていますは、ソロで弾くときは完全に「ジョー・パス派」なのであります。そして、今だに研究のしがいがあり、新たな発見もあります。

 写真の通りアルバムの所有枚数も多いですが、カセット・テープを入れればもっと持っています。

 ライブで観ることなく亡くなってしまったのは非常に残念です!

IMG_2142.jpg IMG_2143.jpg

僕のレコード棚公開します!(63)

【ジム・ホール】

 僕のギター演奏を聴いたことのある人は、僕のプレイから「ジム・ホール」を連想する人は皆無でしょう。全く真逆のタイプです(笑)。

 大学で初めてジムの演奏を聴いた時は全く理解できませんでしたので、正直大嫌いでした。「ダークな音色でモサモサと弾いている、なんだこれ?」そんな印象でした。一方、同じ頃耳にしたジョー・パスの圧倒的なテクニックやソロ・ギターの構築美にノックアウトされ、ジムのことなど全く興味はなくなりました。

 きっかけは何だったか忘れてしまいましたが、ある時からすごく気になるギタリストになり、そのうちにがっつりとはまり込んで研究していました。でも、あまりに自分の持ち味、キャラとかけ離れていることもあって、研究はしましたが、自分のプレイには反映されることはなかったと思います。あ、唯一、あの「ハーモナイズド・ベースライン」と呼ばれる奏法だけは影響受けましたね。色々なギタリストがやりますが、彼のプレイが一番すごいです。

 アルバムは下の写真の通り、CDや他人名義のアルバムを入れたらもっと持っています。

 「どれか一枚選べ」と言われたら、うーん、すみません、選べませんね。

IMG_2121.jpg

僕のレコード棚公開します!(62)

【ジョージ・ベンソン】

 ベンソンは大学時代に初めて「ブリージン」を聴いて以来、現在までずっと大好きなギタリストです。そして、相当研究していましたので、所有アルバムも多いですね。カセット・テープやCDで所有しているものを含めたらこんなもんじゃ納まりません。

IMG_2051.jpg IMG_2052.jpg


 そんな中でも、大好きなアルバム群は写真左のライブ盤シリーズ「サンデイ・アフタヌーン」3枚と「ビヨンド・ザ・ホライズン」。ライブ盤の中での「ラブ・フォー・セール」「ゼア・ウィル・ネバー...」は、ジャズ・ギターのバイブルの様な演奏ですし、「ビヨンド・ザ...」の「ソー・ホワット」のアレンジは当時すごく流行りました。

 あんだけフレーズ・コピーして、今でもフレーズをそのまんま弾いたりすることもあるのですが、「マルティーノっぽいね」とか「メセニーっぽいね」と言われることはあっても、「ベンソンっぽいね」とは言われることはありません。やはり、僕のような「ザ・日本人」にあのノリは厳しいのでしょうね...。
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR