僕の音楽史(55)

【高校2年生(1978〜79年)】

 なんと「ジェフ・ベック来日」というビッグ・ニュースが舞い込んできました!

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 そもそも「ジェフ・ベック」に関して、僕は恥ずかしながら以前このブログでも紹介した「ライブワイアー」発表の後「いったいどんな音楽をやってるのか?」「どんなメンバーとやっているのか?」など全く情報がありませんでした。

 早速、この件について親友新保君と情報共有します。彼は僕以上にジェフ・ベック・ファンでもあり、良く知っていました。

 「スタンリー・クラークと共演しているよ。凄くかっこいいぞ!」と「ロックン・ロール・ジェリー」という曲を聴かせてくれました。ジェフは相変わらずで安心しました。下の写真はこの曲が入っているスタンリー・クラーク名義のアルバム「モダン・マン」です。

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 「スタンリー・クラークって誰だ?」

 僕の音楽知識はこんなレベルでした(笑)。彼の偉大さに気付くのはもう数年たってからでした。

 そして、なんと2人で日本武道館のライブを観に行く事にしました!しかし、どういう経緯でこうなったかの記憶がありません。演奏自体はデンスケで隠し録り(すみません)して、一時そのカセットテープをよく聴いていたので、結構覚えているのですが、「チケットはどうやって購入したか?(既に東京にいる兄に買ってもらった?)」とか、「コンサート終了後ホテルで一泊したのか?夜行電車で帰ってきたのか?」など全く記憶がありません。(新保君、このブログ読んでいて、もし覚えていたらコメント書き込みよろしくです!)もっとも、そんなことはどうでも良いことではありますが・・・・・。

 こんな状況ではとりあえず「クロスオーバー(フュージョン)」も「プリズム」も「クリエイション」も一先ずお預けです。

 このライブの感想や演奏の内容については次回に書こうと思います。

 お楽しみに!

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僕の教則本・教則ビデオを公開します!(20)

【ソロ・ギター・スペシャル・アレンジ①②/菅野義孝】

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 この本は現在進行形でお世話になってる教則本です。

 現在ライブに、レッスンに、教則本執筆に精力的に活動しているギタリスト菅野義孝さんの教則本です。写真の様にVol.1、Vol.2の2冊あって、それぞれ30曲、計60曲のスタンダードのソロ・ギターでのオリジナル・アレンジが学べます。しかもタブ譜付きです。

 この教則本の素晴らしいなと思うところは、ジャズ・ギターはある程度弾けるようになってきて、これから「ソロ・ギターを勉強してみたい」という人から、「ソロ・ギターもそこそこ弾ける、でも基本技はしっかり押さえておきたい」と言った方の両方の欲求を満足させてくれるバランスの取れた難易度とアイディアが満載です。そして本人のオリジナル・アレンジですから、菅野さんのギター奏法も同時に学べるといっても良いのではと思います。

 僕もさすがにこの教則本のアレンジのまんま弾くことはないですが、何かスタンダードでソロ・ギターを練習するときに必ずこの本に載っている曲の場合は必ず譜面をチェックします。そして「なるほど!」「ふーん」「そういえばこんな技もあったな」「このイントロ、使えるな!」といった感じで、参考にさせてもらってます。僕のような使い方ではなく、「僕はまだまだソロ・ギターなんて無理」という方は、まずは譜面通りに弾くことを一生懸命練習するのもOKと思いますね。初心者でも理論が苦手な方もタブ譜があるので心配ないですよ。

 絶対のおすすめです!

 

僕の音楽史(54)

【高校2年生(1978〜79年)】

 「ギターワークショップvol.1」そして「プリズム」を経てロックミュージック全体に対する熱い思いは確かに薄くなってはいましたが、一部のミュージシャンについては、まだ興味を失ったり嫌いになったりしたわけではなく相変わらず夢中でしたが、聴く機会も減りましたし、ロックついて親友新保君と話す事もほとんどなくなりました。

 そんな中、下のアルバムが発売されました。クリエイションの「スーパー・ロック」です。

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 クリエイションとは言っても、もう数年前のクリエイションではありません。ツイン・ギターもありません。そして竹田和夫さんのレスポールからのあの「マイルドな歪み」もありません。いわゆる「歪みのない生音(ノンエフェクト)」です。

 以前このブログでも紹介したムー一族での「暗闇のレオ」や「スピニング・トー・ホールドNo2」である程度「免疫」はできていましたが、想像以上のサウンドでした。「クロスオーバー」通り越して「ジャズ」まで行ってしまっているものもあります。

 このアルバムで「ダイレクトカッティング」という技術で録音されたサウンドを初めて聴きました。大したオーディオで聴いていたわけではありませんでしたが、それでもダイナミックレンジの広さに驚かされ、目の前でヘッドホーンをつけてギターを弾いている竹田さん達の姿が想像できるものでありました。「なぜにダイレクトカット?」と思いました。今考えると「リトナー&ジェントルソウツ」がダイレクトカッティングでヒットを飛ばしていたこともあり、それを意識しての事と思いますが、この時はまだ「リー・リトナー」というギタリストを知る以前でした。

 このアルバム、竹田さんのギターもさることながら竹内さんのファンキーなチョッパー・ベースと樋口さんのパワフルなドラムスは最高でした。

 ただ、今改めて聴くと、当時の感想とは若干感じ方が違います。

 まず、これはいわゆる「クロスオーバー(フュージョン)」とは違います。竹田さんの中のロック、ブルースが当時流行の音楽とブレンドされた結果の成果物で他のフュージョンとは一線を画すものであったという事。

 そして、「危険な関係のブルース」の「どジャズ」の演奏、大学時代からジャズを聴き始め、現在もずっとジャズギタリストとして活動している今の自分が改めて聴いてみると「???」ですね、正直に言うと。

 そして、このアルバムを楽しんで聴いている僕にビッグニュースが舞い込んできます。

 
 

ジャズギター裏口入学(3)

【ジャズっぽいギターの弾き方(3)】

 前回の講座の図1(Cブルースペンタトニック+G♭)と図2(Cブルースペンタトニック+G♭+A音)の参考動画です。

 最初にお断りしておきます。まず、ちょっとチューニングが甘かったかもしれませんね(笑)。弦が古いせいもあって、イマイチです。あと、わずかばかりか図にはない音も登場します。お許しくださいませ。

【動画1】
 

【動画2】


 どうですか?一応1回目に書いたように、チョーキングなしで弾いています。【動画1】はロック、ブルース系の人はもう耳慣れていて何の違和感もないですよね?

 【動画2】であえて例の「ジャズっぽいA音」を強調して弾いています。先ほどと大きな違いはありませんが、A音で「ん?」とくればしめたもです。

 このA音がなぜ「ジャズっぽい」感じがするかと言うと、理論的に正確なことはわかりませんが、この講座でもそのうち取り上げることになる「ドリアンスケール」というジャズではよく使われるスケールの特性音であり不協和音(?)を感じさせる音だからと僕は理解しています。

 理論を勉強するのが目的ではないのでこのぐらいにします。って言うかこのくらいしかわかりません(笑)。

 さて、もう少しジャズっぽく、あるいはブルースやロックから少し離れた感じで弾きたい方は図1の指板を見てください。

 「Cミクソリディアンスケール」です。「7thの時はミクソリディアンを使う」と理論書には書いてありますよね。名前なんかどうでも良いのです。要はドレミファ・・・・のシだけ♭させてB♭(だって7thなのですから)を弾けば良いのです。【動画3】をみてください。

【動画3】


 どうですか?最初の動画と随分と雰囲気が変わりましたでしょう?ジャズを感じますか(笑)?


 最後の図2は前回投稿の図1、2と今回の図2ミクソリディアンを全部指板に落としたものです。

 要はCのメジャーキーでソロをやるときには、こんなに使える音が沢山あるのです。むしろ使えない音などほとんどないのです。もっと言っちゃうと、「使い方次第で使えない音など何もない」のです。

 勇気を出して、色々な音を使ってみれば、ブルース、ロックのペンタ1発の壁をぶち破れるようになります。

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僕のレコード棚公開します!(38)

【リジョイシング/ パット・メセニー】

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【メンバー】
パット・メセニー(g) チャーリー・ヘイデン(b) ビリー・ヒギンズ(ds)
【曲目】
ロンリー・ウーマン/ティアーズ・インサイド/ハンプティ・ダンプティ/ブルース・フォー・パット/リジョインシング/コーリング 他

 グループ名義ではないメセニー個人名義のアルバムの中では一番好きなアルバムです。

 誰に聴いても皆1曲目の「ロンリー・ウーマン」の話をするのですが、もちろんこの演奏も素晴らしいと思うのですが、僕はこれに続く4曲が最高と思います。

 「ティアーズ・インサイド」で見せる比較的オーソドックスなブルースでは、ウェスのコピーばかりやっていたという話が彷彿されますし、「ハンプティ・ダンプティ」については、チック・コリアの同名曲ではなく最初はがっかりしましたが(笑)、トーナル・センターを行ったり来たりする浮遊感いっぱいのメセニー、「ブルース・フォー・パット」でのチャーリーヘイデンの牧歌的なプレイ、そしてアルバムのタイトル曲「リジョイシング」での力強いシングルライン、この頃からメセニーは左手スラーを多用する奏法から一音一音を力強くピッキングするようになってきます。A面は楽曲それぞれが素晴らしく、最後までグッと引き付けられます。

 一方B面はというと、、、あまり印象はありません(笑)。あっ、「コーリング」は好きです。「オフランプ」→「コーリング」と続き、この手の楽曲は「スクラップ・メタル」で一段落です。

 そうそう忘れてはいけません、ビリー・ヒギンズの細やかなドラミングも最高です。

 「80/81」のようなオールスター・メンバーではなく、少し地味な印象も受けますが、最高にためになるアルバムです。

 こういう演奏があってこその「パット・メセニー・グループ」だと思うのです。
 
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。

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