僕の教則本・教則ビデオを公開します!(22)

【ソロギター本格アレンジで弾く・ジャズスタンダードコレクション30 / 鈴木よしひさ】

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 鈴木よしひささんのソロギター・アレンジ本です。

 鈴木よしひささんはもう皆さんご存知の事と思います。あのポリパホといって、口、手、足を総動員し、たった一人でジャズ・コンボを再現してしまう方ですね。鈴木さんとはフェイスブックでつながっていて、メッセージを使ってお話したことがありますが、残念ながらまだ面識はありません。

 昨年から今年にかけてはちょっとソロ・ギターをしっかり練習していこうかなと思っています。ずっとリーダー・バンドばかりで活動しているとこの辺の力が衰えてきます。技術的には弾けても「構成力」とか「弾き切る力」みたいなものがなくなっていきます。そしてこういう力を本番で出すにはソロ特有の「小技」のストックが必要で、そのために以前ご紹介した「ソロ・ギター・スペシャル・アレンジ(菅野義孝)」やこの本を参考にさせてもらってます。

 30曲の誰もが知っているスタンダードを題材に、鈴木さんのオリジナルアレンジの譜面(タブ譜つき)と参考演奏収録のCDが付いています。レベル的には菅野さんの教則本よりも多少難しいかもですね。比較的コンテンポラリーな和音も使われています。

 僕はこんな感じで使っています。

 僕のソロギターの根底は「ジョー・パス」のソロギターです。これが身体の半分以上を占めています。それに、菅野さんのテキストでオーソドックスな部分を再確認しつつ、鈴木さんのこの本を使って「発展」「気づき」で肉付けします。要するに一言で言うと「美味しい所取り」ってやつです。

 おすすめです!

 

僕の教則本・教則ビデオを公開します!(21)

【Pat Martino The Early Years Jazz Guitar Solo】

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パット・マルティーノの初期の頃の演奏コピー譜です。彼のリーダー・アルバムのファースト、セカンドから数曲とサイドマンで参加した時のアドリブ演奏のコピー譜です。そして、驚いたことになんと「Transcribed By Steve Khan」なのであります。

 この教本は何日か前にブログでご紹介したギタリスト「スティーブ・カーン」が来日した時に、インタビューで「昔パットのコピー譜を出版したことがあって・・・・」みたいな記事を読んで「えっ、意外だな。見てみたいなー」みたいな感じでこの本の存在を知りました。そして、その何年かあとに家族旅行でハワイに行った時に、偶然アラモアナ・ショッピング・センター内のCDショップの音楽書籍コーナーで見つけて購入したものです。ほんとラッキーでした。

 ちょうどこの本を買った時期(30代前半位?)はもう既にパットに完全にはまりまくっていて、ここに載っている曲については全曲既にコピーして譜面に起こしていたので、実際はそんなに使ってません。この当時はパット・マルティーノについてはリーダー・アルバムからサイドメンに至るまでのCDやレコード、教則本、インタビュー記事など全てのものを収集していたので、コピー済みでも買わないわけにはいられません(笑)!

 絶対おすすめです!

 ちなみに、このコピー譜にもありますが「Donna Lee」のパットのソロ、必聴です。サイドメンの演奏なので数コーラスのみですが、有名な「ジャスト・フレンズ」のソロに匹敵するくらい素晴らしいものです。

僕の教則本・教則ビデオを公開します!(20)

【ソロ・ギター・スペシャル・アレンジ①②/菅野義孝】

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 この本は現在進行形でお世話になってる教則本です。

 現在ライブに、レッスンに、教則本執筆に精力的に活動しているギタリスト菅野義孝さんの教則本です。写真の様にVol.1、Vol.2の2冊あって、それぞれ30曲、計60曲のスタンダードのソロ・ギターでのオリジナル・アレンジが学べます。しかもタブ譜付きです。

 この教則本の素晴らしいなと思うところは、ジャズ・ギターはある程度弾けるようになってきて、これから「ソロ・ギターを勉強してみたい」という人から、「ソロ・ギターもそこそこ弾ける、でも基本技はしっかり押さえておきたい」と言った方の両方の欲求を満足させてくれるバランスの取れた難易度とアイディアが満載です。そして本人のオリジナル・アレンジですから、菅野さんのギター奏法も同時に学べるといっても良いのではと思います。

 僕もさすがにこの教則本のアレンジのまんま弾くことはないですが、何かスタンダードでソロ・ギターを練習するときに必ずこの本に載っている曲の場合は必ず譜面をチェックします。そして「なるほど!」「ふーん」「そういえばこんな技もあったな」「このイントロ、使えるな!」といった感じで、参考にさせてもらってます。僕のような使い方ではなく、「僕はまだまだソロ・ギターなんて無理」という方は、まずは譜面通りに弾くことを一生懸命練習するのもOKと思いますね。初心者でも理論が苦手な方もタブ譜があるので心配ないですよ。

 絶対のおすすめです!

 

僕の教則本・教則ビデオを公開します!(19)

【Joe Pass Guitar Style 】

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内容はタイトルの通りこの1冊でジョー・パスのすべてが学べる一冊です。そうは言っても、僕の場合は以前紹介した「ブルースと代理コード」「Jazz Guitar Clinic Live!」と合わせ技でやってました。譜面や理論には弱かったので、一冊の教則本でジョー・パスの奏法を理解するのは難しいこともあり、内容的には随分と被っていましたが、それぞれの教則本の「美味しいとこ取り」で学んでました。

 このテキストは確か30代前半くらいの家族旅行でハワイに行った時に、楽器屋で買ったと思います。ハワイで買ったわけですから、当たり前ですが英語版です。でも譜面が多く、そんなに不自由はありませんね。

 今年は「ソロ・ギター」を自分が納得できるレベルで弾けるようになりたいと思っていて、最近、またジョー・パスを研究しだしています。そしてあらためてこの人はすごい!と感じています。何が凄いかって、理論的には全く新しいことはやっておらず、当たり前のことをやっているだけで、あんなに技術的にも、音楽的にも素晴らしいものが生み出せるのかってことです。

 ギターを弾いている限り、繰り返し繰り返し研究し続けるべきギタリストですね。

僕の教則本・教則ビデオを公開します!(18)

【ジャズ・ギタリストのためのヴォイシング・テクニック/高橋信博】

 この教則本はかなり役に立ちました。写真を見ても結構使い込んだことがわかるでしょう!? 

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 ギタリスト高橋信博さんの著書です。彼の演奏は、実際には残念ながら聴いたことはないのですが、僕が学生のころに色々な教則本を執筆していらっしゃていて、ギターマガジンでジャズのアドリブ講座をずっとやっていたりと(今でも続いている?)結構有名な方です。ただ、ジャズ理論に滅法強いこの方の解説は結構難しく、厳しい口調・言い回しもあったりして個人的にはめげたりしていたのも事実ですね(笑)。
 
 もう40年も前に買った本ですので、ソノシート付きなのであります。今はCDか何かで再版されているかどうかはわかりません。

 前半はコード楽器としてのギターについて、一般的なジャズ理論をギターに照らし合わせての解説です。正直、ちょっと難しいです。後半はブルースや循環、スタンダード、そしてモーダルな楽曲を題材にギターで実現できる様々なヴォイシングが、全て指板図つきで解説されています。そして、ソノシートでは模範演奏を聴くことができます。

 僕がやっていた当時はモダンな響きであっても、今聴くと当たり前だったりもしますので、今どきのコンテンポラリーなヴォイシングとは少し違うのかもしれません。

 すばらしい教則本です!!ギターでのジャズ・ボイシング基本&応用&発展を学ぶには最高の教則本と思います。

プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。

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