ギター購入騒動記(41)

2018年4月下旬 エフェクターの購入検討を始める (2)

 職場の近くに「中野ブロードウェイ」があります。その中に中古のビデオカメラや録音機材等の音響・映像系の機材を買取販売している店があり、たまにひやかしに行くのですが、ゴールデン・ウィークが終わったくらいの頃何気なく寄りました。

 店内をフラフラしていると、突然目を引き寄せらる機材が低い棚の中にありました。

 「あっ、GT-100だ!」

gt-100_top_main.jpg


 BOSSのマルチエフェクターで、何年か前に発売され、評判も高く僕の周りにも使用者も多いやつです。

 「あっ、ME-80もある!」

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 2台が無造作に転がっていました。ここは、ギターショップでもありませんので興味を持って足を止める人もいないようです。

 見た目はどちらもほぼ新品、GT-100は29,800円、ME-80は19,800円でした(確か・・・・)。ここはギター・ショップではないので試奏はできません。

 ME-80はともかくGT-100は即買いかな?と思いました。

 ただ、考えました。

 「ライブに持っていくのはちょっと厳しいな....。」

 僕のライブは基本は会社帰りです。ライブ当日にギターとGP-10を持って出勤しています。GP-10はカバンに入れて持っていけるのですが、GT-100はどう考えても大きすぎて持っていくのは無理です。そんな理由でGR-55はほとんどライブでの使用経験はありません。

 しかも、いくらエフェクターでも一度も音を出したこともないですし、29,800円なら安いギターを買っちゃった方が良いかなと思ったりもしました。

 この日はいったん買うのはやめて、少し研究してからにしようと思いました。以前に比べ、随分と大人になったものです。

ギター購入騒動記(40)

2018年4月下旬 エフェクターの購入検討を始める (1)

 ライブでメインで使っている「GP-10」についていくつか不満がありました。

IMG_0620.jpg


 まずは、コーラスのサウンドがあまり好きになれないことです。

 同じBOSSですが、コンパクト・エフェクターのCE-2を使っている時は、そんな事は思ったことはなく、ソロでもバッキングでも軽めにかけっぱなしにしていたのですが、GP-10やGR-55になってからコーラスに関してはいくら調整しても、バッキングはともかくソロの時はなんか気に入らなくて、入れたり切ったりと試行錯誤していました。

CE-2.jpg IMG_0621.jpg

 理由がこれだけなら、CE-2を買いなおして「終了」となるのですが、実はメインで使っている「クリーン・トーン+ディレイ+リバーブ」のサウンドもGP-10を使って試行錯誤していじっているうちに、どうしていいのかわからなくなってしまいました。パッチやダウンロードしてゲットした音源も良いものは沢山あると思うのですが、クリーン・トーンのサンプルはそんなに多いわけではなく、エフェクターに詳しくない僕は段々今の状態から色々いじり倒すのが億劫になってきました(笑)。

 そこでこう考えました。同じいじり倒すなら新規一転別のエフェクトを使ってみよう!と。演奏のうちの7割を占める「クリーン・トーン+ディレイ+リバーブ」は、あたらしいエフェクターでサウンドメイクし、GP-10は残りの3割のサウンド「GR-300(メセニーもどき)」「フレットレス・ギター」として今まで通り使用、GR-55は自宅で色々実験し、必要に応じて使っていこう!こんな感じに方針が決まりました。

 早速、ネットや楽器屋、知り合いのギタリスト達からの情報収集を始め、購入候補品を絞り込む行動を始めました。

 つづく。

ギター購入騒動記(39)

2018年2月3日(土) テレキャスターの試奏

 フェイスブックにも投稿しましたが、1月30日(火)ライブで、所有するテレキャスターをほぼノンエフェクトで使い、この楽器の底力を実感してからというもののレスポールや買ったばかりのオベイションそっちのけでテレキャスターばかり弾いています。

IMG_2214.jpg

 オベイションの「アダマスもどき」が一本増えたので、ギタースタンドを買いにいつもの吉祥寺のロックインに仕事帰りに顔をだしました。ギタースタンドを買う前にまずはいつものB1中古楽器フロアに行きます。

 いつもの店員さんとちょっとした会話を交わしたのちに、先日のライブが原因で現在のマイブームが「テレキャスター」である話をすると、店員さんは話をしながら目をチラチラと横にそらし始めます。その目の先を追っていくと写真のテレキャスが目に飛び込んできました。

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 「ん?俺のテレキャスに似ているな?でもクリーム色に塗装してあるかな」

 「武田さん。弾いてみます?結構いい音ですよ!ちなみにこれFGNの中古でたったの5万円です。毎日試奏をお願いされるから、きっとすぐ売れちゃいます。その前に弾いておいてくださいな(笑)」

 「それなら」

 フェンダーツインに刺して早速音出しします。

 「いい音だ!」

 単純に比べれば、昨日の僕のライブのテレキャスの上をいく音でしたが、突っ込んだアンプのレベルがこっちが断然上ですから、ある意味当たり前です。騙されませんよ!。今度自分の楽器を持ってきて、同じアンプに突っ込み、こっちの方が良かったら、自分の楽器を下取り出して考えようと思います(笑)。

 僕が弾いている間、店員さんはカウンターでもう一本別のギターのチューニングをしています。

 「武田さん、こっちの楽器も弾いてみてください!これは全然違うと思いますから!」

IMG_0111 (2)

 なんの情報もない状態で受け取って、同じアンプのセッティングでこの楽器を鳴らします。突然、「カキーン!」という音が耳に飛び込んでみます。

 「すげー、この音の立ち上がりの速さはなんだ?!」

 昔のオリンピック100M奏者ベン・ジョンソンのロケット・スタート(古いネタ)みたいな感じ?でした。

 「どこの楽器ですか?ちなみにお幾らですか?」

 「XXさん制作のギターで、新品30万です。」

 XXさん、とても有名な方らしいのですが、すみません、忘れてしまいました。楽器に詳しい方は写真のロゴを拡大してみてください(笑)。

 5分ほど弾かせてもらい、もうこれ以上弾くのはやめることにしました。何故かって、30万なんてお金、この状況でギターにかける事ができるわけがありません。オベイション「アダマスもどき」を買ったばかりだというのに・・・・。ギターに対する思いなんて女性に対する思いのようなものです。どうせ付き合えないのなら、最初から好きにならない方が良いに決まってます(笑)。

 店員さんに別れを告げ、その場を足早に離れました。ギター・スタンドを買いに来たのに、買って帰るのをすっかり忘れてしまいました(笑)。

 この話の続きがないことを祈ります。でも自信がありません・・・。

IMG_0111 (1)


ギター購入騒動記(38)

2018年1月27日(土) Ovationを偵察に行く ! Part3

 手に持ってまじかで見た「アダマスもどき」の印象は「美しい」でした。重さやネックを握った感覚は数時間前に同型番の楽器を試奏しているので、もう違和感はありませんでした。

 試奏の様子は僕のFacebookに動画をあげたのでご覧になっていただくとわかりますが、弾きやすさについては御茶ノ水で試奏した2本目の楽器には負けますが、一番気になる音については一番良かったですね。生音はもう「ザ・オベイション!」で感じです。例えると「ソニーのウォークマン」のようなサウンドです。ふくよかなアナログ盤の音では決してありませんので。もともと僕はそういう「ウォークマン・サウンド」が好きですし、イコライザーで低域8、中域5、高域3くらいにすると、僕のピッキング(雨だれ型の厚めのピックの丸い方で弾く)では「甘い音で輪郭くっきり」で良い音を出すことができます。

 即決しようと思いましたが、一週間の取り置きをお願いし、写真だけ撮ってその場は帰ることにしました。新品の楽器なので、ちょっと予算オーバーです。3%の割引はしてくれるとのことですが、中古楽器の存在やもっと安いお店がないか、そしてOvationのホームページで色々調べたりする時間が欲しいと思いました。

 家に帰るとずっと撮ってきた写真と試奏の動画ばかり見てました。ネットで調べてみると中古で多少安くなっている店もありましたが実際にお店に行って弾きに行くには随分と遠い店でした。また安い店もありましたが、配送料を加えるとそんなに大差なくなりますし、自分がいない時にかみさんの元に届けられでもすると面倒なことになってしまいます(笑)。心は決まりました。買います!

2018年1月28日(日) Ovation Adamasもどき購入!

 昼過ぎかみさんが声をかけてきました。

 「ちょっと出かけてくるわ。夕ご飯までに戻るね」

 今週末に出品予定のフラワー・アレンジに使う花や資材を買いに銀座に出かけてくるとのことです。

 一週間の取り置きどころか手に入れる絶好の機会がこんなに早く訪れました(笑)。ギター購入の件はまだ彼女には話していません。まー、そのうちそれとなく話すつもりです(笑)。
 彼女が出かけた後、時間差で新宿に行き、彼女が返る前に自宅に戻る。I楽器は新宿三丁目なので、僕の家からだと丸ノ内線を使うのが本来は良いのですが、彼女が銀座に行くのも多分丸ノ内線、ばったり出くわさないとも限らないので念には念を入れてJRを使うことにしました(笑)。

 彼女が家を出た後、早速I楽器に向かいます。

 楽器屋に着いて店員さんにこう言いました。

 「5分くらいアンプに通して少し大きめの音で弾かせてください。それで気持ちが変わらなかったら今日買って帰ります。」

 もちろん楽器の最終チェックの意味でお願いしたこともあるのですが、本当は買うつもりもないくせに彼女と騒ぎながら延々とギターを弾きまくっている迷惑でふとどきな若造を追い出してやろうとすこし意地悪な気持ちになったからです(笑)。

 5分ほど弾きました。気持ちが変わりませんでした。そして、予定通り購入しました。

 こうして、この「アダマスもどき」が僕の最近の楽器置き場である「一人暮らしを始めた長男の空き部屋」にあります。この部屋は自宅の3階にあり、かみさんは絶対に入ってこない部屋ですので、堂々と飾っておけます(笑)。見た目は特徴的な楽器ですから、ギターに興味のないかみさんもさすがに新しい楽器と気が付くだろうな・・・。以前の楽器の様にしらばくれて目の前で弾いてみる勇気は今のところありません(笑)。

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 【2018年1月28日時点での所有楽器・機材】
<Guitar>
ES-175NT (Gibson) 91年新品で購入
GA40SFCE-NT(Ibanez) 16年新品で購入
Stratocaster (Fender Japan) 16年中古で購入
Telecaster (Fender Japan) 16年中古で購入
SG Special 2014 (Gibson) 16年中古で購入
LesPaul Special (Gibson) 16年中古で購入
LesPaul Sutudio Faded2016 (Gibson) 16年新品で購入
LesPaul Classic(Epiphone) 16年中古で購入
ES-339 Pro (Epiphone) 16年新品で購入
LesPaul Cusutom All Mahogany WR (Gibson) 17年中古で購入
Anygig AGN Nylon Full Scale Crassic Travel Guitar  17年新品で購入
Celebrity Elite Limited Edition CE44 Reverse Blue Burst (Ovaition) 18年新品で購入

<Effect>
Micro ABY (Fender)A/B Box 16年新品購入
Ditto Looper (TC Erectronic) ルーパー 16年ヤフオクで落札
GP-10 ギタープロセッサー 16年新品(?)で購入
GK-3 X 3 ピックアップ 16年購入
GR-55 (Roland) ギターシンセサイザー 16年 ヤフオクで落札

<Amp>
RhythmMini5(Vox) 14年新品購入
VT40X (Limited Edition) 17年中古で購入
VFS-5 17年ヤフオクで落札

ギター購入騒動記(37)


2018年1月27日(土) Ovationを偵察に行く ! Part2

 気づいたら途中下車して新宿で降りていました(笑)。こういう時は随分と活動的です。心は静止しようと頑張っていますが、体は「一気に決めに行く」感じですね。

 まずはマルイ裏あたりにある山野楽器ロックイン(?)に向かいます。「あれ?」ここは向かい合わせで2店舗あったはずが、一店舗は閉鎖されてる感じです。さて、4階のアコースティックギター売り場に直行します。

 広いスパースにたくさんの楽器が並んでいましたが、どうやらOvationの取扱いは行っていないようです。そうとわかれば、次へ向かいます。

 新宿3丁目のI楽器に向かいます。狭いエレベターで4階まで上がります。目の前にレスポール達が並んでいました。どれこれも僕にはとても手に入れることができない高価な楽器たちです。

 「うーん、やはりレスポールは美しい!」

 奥にはSG達も並んでいます。

 「かっこいい!」

 不思議とストラトやテレキャスには感動がありません。足を止めることなく通り過ぎることができます。

「やはり俺はレスポールとSGが一番好きなのだな」と改めて実感します。

 おっと、そんな事をしに来たのではない!奥のアコースティック・ギターのスペースに目を向けます。左奥の角に少しだけOvationらしき楽器が並んでいます。このスペースの割き方を考えても、現在のOvationの人気が何となく想像できます。

 「俺が若いころはどいつもこいつもOvation持っていたのにな。」

 少しだけ悲しくなりました。

 「あっ!」

 問題のギターがなんとありました。他の楽器の影に隠れて見えずらく、「ここにもないのか・・・」と肩を落としかけたときでした。

 それが写真の楽器です。

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 すかさず店員さんに声を掛けます。

 「すみません、ちょっと試奏させてもらっても良いですか?」

 つづく・・・・。
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。

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