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2018年10月新潟ライブ紀行(6)

 20日(土)午前10時半発新潟行きの「MAXとき」発車時刻10分前に東京駅に着きました。そして、朝飯代わりのパンを買い、座席に着くとまもなく新幹線は発車しました。

 「ふー、結構ギリギリ、危なかったな。」

 「あれ、柳君がいない!?」 

 そうです、隣の席のはずの柳君がいません!乗り遅れたに違いありません!!

  スマホから彼にメッセージを送りました。

 「もしかして乗り遅れた?」


 
 既読がつく前に彼は目の前に現れました。

 「切符の印刷が読みづらくて、違う号車に行ってました!」

 ほっと胸を撫で下ろしました。いきなり事件発生かとドキドキしてしまいました(笑)。


 新潟に着くまでの約2時間、彼と色々な話をしました。彼とは知り合ってまだ間もないですし、東京ではライブとリハの時以外は会って話すことはありません。旅に一緒に出て、色々話す時間を共にし、お互いを知るのも演奏のプラスになるのではと感じました。デュオではなおさらのことですね。

 お昼過ぎに新潟に着きました。最初の演奏場所「フラワーポップ」へ向かう次の電車時間まで多少時間がありました。これから演奏って時にいきなり「刺身と酒」ってわけにもいませんので、モスバーガーで時間を潰した後電車で向かいます。
 
 お店の最寄駅は新潟駅から10分ほどでした。事前にマスターに電話を入れておいたので、駅まで親切にも迎えに来ていただきました。

 さー、ここ「フラワーポップ」のギター・クリニックからいよいよ新潟ツアーの始まりです。

にいがた とき
はくしん fp



 次回は「フラワーポップ」でのクリニック&ミニライブ&ジャムセッションの様子を書きます。

2018年10月新潟ライブ紀行(5)

 新潟プチツアーの直前に僕の東京での活動拠点である東中野セロニアスで柳君とDuoライブをあえてブッキングしていました。気分を盛り上げたかったのと直前リハをやるよりは実戦で確認してみたかったからです。

 新潟で予定していた曲をほぼ全曲演奏しました。柳君はもちろんですが、自分で言うのもなんですが、僕もすごくいい演奏ができたと思います。演奏して気持ちが良かった時は、プレイバックを聴くと意外に大したことなかったりすることが多いのですが、今回は後で聴いてみてもいい感じでした。特に修正点もないので、こんな感じでやろうと思いました。あまりガチガチに決めるつもりはないですし、「ハプニングを楽しんじゃおう!」って思っていたので、この日のライブ生録は一回だけさらっと聴いて辞めることにしました。自分の良かった時の演奏を何度も聴いてしまうと、次のライブでそれを再現しようと考えてしまい、うまくいかないことが多いなと感じ始めていたからですね。

 ライブの翌日は会社でしたので、準備する時間があまりなく、20日午前10時過ぎの新潟行きの新幹線に乗るために家を出るまでは、当日に予定していた「ギター・クリニック」の資料コピーに明け暮れていました。

 新潟に行く直前まで迷っていたことがあります。「ギターは何を持っていくか?」です。

 候補は3つありました。

 ⒈Tokai175もどきとSG
 ⒉ ES-175
 ⒊ レスポール・カスタム

 Tokai175もどきのなんとも言えないジャズ・サウンドを新潟の皆さんに聴かせたいと思っていたのですが、どうしてもGP-10(ギタシンセみたいなやつ)のサウンドが欲しいこともあったので、ギタシンセ用のピックアップを付けた一番軽くてカジュアルなSGも併せて2本持って行くってのが候補1。一方、所有のES-175にはギタシンのピックアップも付けていますので、候補2はジャズ・トーン&ギタシンの両方を満たすことができました。これが候補2。

 家を出る直前まで候補2の175のつもりでしたが、結局は候補3のレスポール・カスタムを持っていくことにしました。理由は2つ。前日のセロニアスではレスポール・カスタムを使っていい演奏ができたこと、もうひとつは「新潟ジャズの聖地ジャズフラッシュにレスポール・カスタムで乗り込む」というキャラが自分にぴったりだと思ったことでした(笑)。

 そして、20日(土)初日フラワーポップのクリニックの資料の印刷が終わり、新幹線に遅れないように家を飛び出しました。


 IMG_0953 3 IMG_2218.jpg IMG_0472.jpg LP1.jpg

2018年10月新潟ライブ紀行(4)

「柳君、一緒に新潟行かない?」

 「えっ?!」
 
 柳君はいきなりそんなことを言われて驚いたようです(笑)。事情を追って話しました。僕の故郷が新潟であること、ジャズフラッシュのあっこさんと同級生であること、何年か前から新潟で演奏したいと考えていたこと、自分のバンドでの演奏が採算的に厳しいこと.....などなど。ともかく柳君にその気があるのか?スケジュールは押さえられるか?の2点が問題でしたが、柳君は快く引き受けてくれました。しかも、フラッシュではすでに演奏経験もあるとのことで、なんの心配もありませんでした。


 早速自宅に帰って企画を考えました。時期は10月に決めました。一番天候が安定しているからです。そして、土日を使っての1泊2日が自分の仕事的にもベストでした。また、2日間で行くなら、ライブだけではなく、新潟在住ベーシスト小黒さんのアイディアの通り「パット・マルティーノ・クリニック」と「ライブ」のツー・セットやろうと考えました。そして、ライブは予定通り、聖地「ジャズフラッシュ」で、クリニックは小黒さんから紹介のあったギタリストが沢山集い、機材も充実した「フラワーポップ」で行うこととし、早速フラッシュのあっこさんとフラワーポップのマスターであるハナノさんと連絡を取り、下のような感じにめでたくブッキングしました。

20日(土) Cafe&Music-Studio FLOWER POP
https://www.facebook.com/flowerpop.hammond/
21日(日) JazzFlash
http://r.goope.jp/jazzflash



 この後、ライブ予定まで4ヶ月あったので、新潟ツアーに備えて、東京の東中野セロニアスでライブ2回とリハーサル1回を行い、サウンドを煮詰めてきました。併せてクリニックの企画も少しづつ考えていきました。そして、新潟在住の知り合いや音楽ファンに声をかけ、お店を通じで色々と宣伝していただきました。ありがとうございました!

 次回は新潟ツアーのゲネプロのイメージで演奏したツアー直前2日前の東中野セロニアスのライブのあたりから書こうと思います。

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2018年10月新潟ライブ紀行(3)

 2018年春先になって、柳隼一君という素晴らしいピアニストと知り合いになっていました。僕のライブ演奏が終わったくらいにふらっと店に寄ってくれたのです。何曲かスタンダードを一緒に演奏しました。彼の名前は仲間から聞いていましたし、youtubeでの演奏も何曲かは聴いていましたが、この日初めて一緒に演奏しました。僕より随分と若いのに、しっかりと古いジャズも研究していることをうかがわせる素晴らしいピアニストと思いました。

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 その時はそれで終わりだったのですか、彼の自宅は比較的僕の家からも近く、こんな機会をそのまま終わらせるのももったいないと考えました。

 「デュオでもやりませんか?」と誘ってみると快く引き受けてくれました。そして、近所でとりあえずリハをやってみることにしました。



 
 自己のバンドでの新潟ツアーはちょっと暗礁に乗り上げていました。やはり、知名度のない僕が全員を引き連れて、ギャラを払えるほど集客ができるとも思えませんし、4人のスケジュール調整も難しく、一旦白紙に戻さざるを得ませんでした。

 そんな話を新潟ベーシストの小黒さんにメッセージで相談すると

 「パット・マルティーノのワークショップをやってみれば?ひとりでいらっしゃいな!」

 こんなアイディアをくれました。面白いアイディアとは思いましたが、それだけではあまり気乗りがしませんでした。心配は集客だけでなく、教えるだけでは僕自身が欲求不満となってしまうことが予想できました。教えることは嫌いではありませんでしたし、クリニックはやってみたいと思いましたが、やはりがっつりとライブがやりたいと思いました。



 4月末日に近所のスタジオで柳君とリハをやりました。ピアノとのデュオはとても難しかったのですが、面白かったですね。僕はもともとシングル・トーン中心の演奏なので、彼のピアノとぶつかることはあまりありませんでした。

 リハで休憩している時に、急に思い立ちました。


 「柳君、一緒に新潟行かない?」

 「えっ?!」


  つづく・・・・、

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2018年10月新潟ライブ紀行(2)

 2014年秋から音楽活動を本格的に再開しました。とは言っても、働きながらやっていたので、月2〜3回のペースが限度でした。

 自分のリーダーバンドでは、辻君、西尾さんには声をかけませんでした。90年代後半に結構長く2人と活動を共にしていましたので、別のメンバーとやった方が良いかなという理由もありましたが、1番の理由は僕の活動している中野近辺から家が遠いことでした。そうは言っても、リーダーバンドのレギュラー・ベーシストやドラマーの調整がつかないときなどは、何回かトラで頼んだりして、ゆるく付き合いは続いていました。

 フラッシュのママさんやベーシスト小黒さん、SuSuさんはFacebookでの僕の投稿をたまに見てくれていたり、逆に僕の方が見たりしていましたが、辻、西尾さんと活動する機会があまりなくなったのと、東京でのライブ活動に一生懸命になっていたので、自然に新潟のことを思い出すことはなくなりました。

 こんな状態で数年経って、2017年暮れに自分のバンドでライブがありました。メンバーは現在の僕のリーダー・バンドのメンバーと同じで、武田(g)、阿部(p)、座小田(b)、丸谷(ds)でした。

 ライブ終了のアフターで話していた時に、たまたまベースの座小田君と小黒さんが面識があり、新潟の自宅に泊めてもらったこともある、そんな関係であることを知りました。それをきっかけに何年振りかに新潟話しで盛り上がりました。

 「来年暖かくなったら新潟でライブをやりたいな」

 と思う様になりました。

 自宅に帰って、いろいろ考えました。何を考えたかというと、「採算」です(笑)。

 僕はサラリーマンですし、故郷での演奏ですから、採算など度外視して演奏はできますが、座小田君と茜ちゃんは音楽で生計を立てているミュージシャンですから、彼らに払えるギャラがない様では行きたくても行けません。多少僕が自腹を切っても良いですが、お金持ちでもありませんので限度ってものがあります(笑)。そして、そもそも新潟の音楽事情ってのがわかりません。チャージの相場や客入りなど、東京とどう違うのかなどがわかりません。

 そこで、年明け早々、小黒さんとSuSuさんにメッセージを送って、相談してみました。なんで、フラッシュのママ、あっこさん(でいいんでしたっけ?西尾さんはそう言ってる様ですので.....)に相談しなかったって?

 だって、出演しようと思ってる店に直接聞くわけにはいかなですよね?(笑)。

 小黒さんやSuSuさんは色々と親切にお教えてくれました。また、あっこさんから「あけましておめでとう!今年は新潟にいらっしゃる機会ありますか?」なんてメッセージが偶然届きましたが、僕が小黒さんやSuSuさんに探りを入れていたのを聞いたのでしょうか?(笑)。偶然ではなかったのかもしれません。

 この時点で、いずれにしても足代を少しでも安価に済ませるため、メンバーの車で行ける様になる春先まで待とうかなというのが結論でした。

 つづく。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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