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僕の音楽史(4)

【小学校4年~6年生(1971~73年)】

 チェイスよしだたくろう、そして何といってもギターを始めたことによって、一気に音楽世界が広がりました。この3年間は僕の音楽史の中でとても重要な年なので、何回かに渡って書き綴っていこうと思います。

●ブラス・ロックにハマりました

 ブラス・ロックなんて言葉、今はもう通じないのでしょう?!前にも書きましたが、ブラス(管楽器)をフューチャーしたロックです。この当時ブラス・ロックで人気があったのは、「チェイス」の他に「シカゴ」「ブラッド・スウェット&ティアーズ(BS&T)」です。3つ上の兄がチェイスを皮切りに次から次へとアルバムを買ってきたり、友人から借りてきたリしていたので、一緒になって聴きまくっていました。その中でも印象に残った曲はシカゴでは「イントロダクション」、そして有名なヒット曲「長い夜」です。そして、BS&Tでは「スピニング・ホイール」ですね。下にリンク貼っておくので、ぜひ聴いててみてください。
 今聴いて思うのですが、前回紹介したチェイスにしても今回のシカゴやBS&Tにしても、ブラス・セクションが激ウマですね。僕は管楽器の経験はないですが、大学でビッグバンドにいました。あんなアンサンブル、少なくても学生ビッグのトップクラスでもなかったですね。
 シカゴなんか、ギターの「テリー・キャス」という素晴らしいギタリストがいましたが、まだフォーク・ギターを始めたばかりの頃で、それに気づくのはもう少し後になります。
chicago.jpg BST.jpg



●エレキギターを初めて手にしました

 フォーク・ギターで代表的なコードを覚えて、簡単なフォーク・ソングならストロークで伴奏できるようになったくらいの頃、僕と同じく音楽好きの兄が親戚のおじさんからエレキギターとギター・アンプを貰いました(親に買ってもらった?)。はっきりした記憶はないのですが、335タイプのセミアコとグヤトーンの大きなアンプだったと思います。当然、兄が練習していない時に借りて弾かせてもらっていました。ただ、当時、教則本はほとんどなく、聴いている音楽もブラス・ロックだったので、どっちかと言うとトランペットの方に注目していたので、エレキギターを弾いているとは言っても、フォーク・ギターで弾いているコード・ストロークをただエレキでやっているだけでした。

 また、近所のギター教室でクラッシック・ギターを習いだしていて、右手の指弾きに苦労していました。アルアイレ奏法(弾いた後、指を浮かす)は簡単にできましたが、アポヤンド奏法(弾いた後、隣の弦に指をおく)が上手くできず、苦労していました。あと、アルペジオの際に右手の小指が立つくせを直すために、薬指と小指を輪ゴムで止めて弾いたりと苦労していました。

 この後、本格的にロックギターを練習し始めるのは、もう少し経って、英国のハード・ロックを聴くようになってからです。

音源
↓↓

シカゴ/イントロダクション

シカゴ/長い夜

BS&T/スピニング・ホイール

 

テーマ : 音楽日記
ジャンル : 音楽

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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