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ソロ・ギター道場(36)

【 Body&Soul (5) 】

 サビのB部分はご存知のように転調してキーがDメジャーに変わります。

 ギター的にはキーがDというのは、色々なことができますが、中でも開放弦が効果的に使えるのが1番のメリットと思います。ルートのDは4弦開放、Ⅱ~ⅤであるEm7-A7でもEは6弦開放、5弦開放が使えます。開放弦が使えるということは、ペダル音として鳴らし続けられるということです。下の動画は2括弧サビ前のⅡ~ⅤであるEm7-A7では、開放の6弦E音、5弦A音を鳴らし、サビから2小節あたりまでペダル音としてA音を5度ペダルとして鳴らし続けています(あまりうまく弾けてませんが...。)

 あっ、ちょっと映像が暗いです。以後気をつけますw。



 サビ4小節目のD△7から5小節目Dm7にいく所のアイディアで下の動画のようなのやり方はいかがでしょうか?サビの3小節目F#m7から弾いています。



 D69(△7)の6弦10フレットD音を押さえないとDm7(4)とフォームが一緒なので、Dm7(4)までフレットを平行移動で下降します。写真の最初がD69(△7)の6弦10フレットD音を押さえた場合、2枚目はD音を省いて押さえた時の写真です。

IMG_3217.jpg IMG_3218.jpg


 次回は通してBody & Soulを弾いてみます。

 これからは実際のソロ演奏動画は独立のページを立てようとも思ってます。

 

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com