Pat Martino奏法研究(30)

【3-9】Vertical Movement と Horizontal Movement(3)

 それでは前回提示した「ADorian Horizontal Movement」の譜面を解説していきます。まず、今後の説明で共通に使っていく下の図の説明をしておきます。

 ギターのネックを上から眺めた図になっています。ネックの中に番号が振ってありますが、この番号順に該当のフレットを押さえて音を鳴らしていくと、譜面の音が出るようになっています。どの指で押さえるかは、フレット図の下のポジション欄を参照してください。ポジションの第1,2・・は以前説明したポジションの位置番号、数字は1=人差し指、2=中指、3=薬指、4=小指で押さえることを表しています。
 
 確認です。丸印の部分は下のとおりに音を出します。
 「2弦19フレットを第2ポジションの3指(薬指)で押さえて弾く」ということです。

 それでは始めましょう。

 今回は1~3小節目のポジション移動です。第2ポジション→第1ポジションへの移動です。第2ポジションはオレンジ色、第1ポジションはピンク、2つのポジションの重なった部分はグレーです。以前説明した第2、第1ポジションの1オクターブ上で、楽器がフルアコの人は少々きついかもしれませんね。
  
 1~12までは第2ポジションで、指番号を参照に弾いていってみてください。第2ポジションは、同ポジション内でも、3.4弦のみ1フレットのみ左に下がりますので、注意が必要です。

 今回のポイントは赤字の番号部分です。13→14→15→16→17ですが、14、16は、以前の解説でも出てきた「音を飲む(ゴーストノート)」の位置づけですので、実質の移動は13→15→17と考えてください。13を第2ポジション1指(人差し指)で弾いた後、15→17と人差し指のまま移動し、17で第2ポジションから第1ポジションへの移動完了します。後は24まで第1ポジションの中で指番号に従って弾いてください。

 このポジション移動、正しい指使いで体得しないと、長く、流れるような速いパッセージでのHorizontal Movementはきれいに弾ききることは絶対にできません。

 あまり面白い部分ではないとは思いますが、しっかりやっていきましょう。

 次回は、4小節以降を説明します。

 ご期待ください!
ポジション移動

A DorianScale Horizontal Movement



 

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
 浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
 吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
 横浜JAZZプロムナード’94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
 キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。
【ギタリスト武田謙治のブログ】
http://kenjitakeda.jp/
【Jazz Rock 必見動画!】
https://kenjitakeda.blog/
【Guitar Lesson のお知らせ】
http://kenjitakeda.jp/blog-category-12.html/

mail:rymk.takeda@gmail.com

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