FC2ブログ

マイナー・コンバージョン・コンセプト(12)

【 G7(V7)→ A♭m6(2)】

 「G7(V7)はGオルタードスケールを使用」とジャズ理論書には必ず書いてあります。Gオルタードスケールの音を下に並べてみます。

 G ー G#(A♭)ー A#(B♭)ー Bー C#(D♭)ー D#(E♭)ー F

 ちょっとだけ音楽的な話をすると、G7の全てのオルタードテンションである♭9(G#)#9(A#)#11(C#)♭13(D#)を含んだスケールです。



 それでは、前回解説した通り「G7(V7)→ A♭m6」、つまり「G7をA♭ドリアンで弾ける」ってことなので、A♭ドリアンスケールの音を下に並べてみます。

 A♭(G#)ー B♭(A#) B ー D♭(C#) ー E♭(D#) ー F ー G♭ 


 2つのスケールを比べてみてください。Gオルタード・スケールの音はG音以外は全てA♭ドリアン・スケールに入っています。いい加減な言い方をすると(笑)、「Gオルタード・スケールはA♭ドリアン・スケールとほとんど同じ」なのです。


 このオルタード・スケールってのが、ロック・ギタリスト出身の僕には全く馴染みがなく、覚えられませんでした。ロック・ギタリストにとってオルタード・テンションは全く無縁のサウンドでしたし、これまた馴染みのない運指なのでいつまでたっても身につきませんでした。

 一方、このオルタード・テンション、一音違いなだけで「馬鹿の一つ覚え」のドリアン・スケールで考えられることがわかって、一気に目の前が明るくなりました!

 次回は実際のフレーズを弾きながら、G7 → A♭m6へコンバージョン時のちょっとした注意点やコツを解説します。

PAT-w-Gibson-21.png

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR