FC2ブログ

ギター購入騒動記(69)

2018年12月2日(日)ギタープラネットへ

 所有するES-175のリペアをお願いするため、久々ギタープラネットに行って来ました。リペアの内容については出来上がった時にまたお話しするとして、いつもの店員Sさんと情報交換(?)をしてきました。

 「新しく175が入って来ましたよ。ここ3階じゃなくって、下のフロアにあります。」

  さすがにGibson ES-175をまた買うことはないと思いますが、一応見にいきました。

 1本はネットでも見ていた下写真のビンテージ・サンバースト、もう1本はナチュラルでした。ともに綺麗な楽器でしたが、さすがに775を買ったばかりですので、スルーすることができました(笑)。

8065_1.jpg

 それより、前回から気になっている楽器、Gibson L-4CESとIbanez AKJV95 DALがまだ売れずにいましたので、改めて弾かせてもらいました。

 ます、L-4CESです。前回Orville By Gibsonを買った時にも弾かせてもらったのですが、今回は少しじっくり弾かせてもらいました。

IMG_1354.jpg

 比較的綺麗な楽器で、同じビンテージ・サンバーストでも、僕の775よりもすこし濃い色味です。確か80年代後半の楽器だったと思います。

 ここ数日、僕は775をずっと弾いていて、生音がすごく耳に残っているので、比較するにはとても良い状態です。アンプに通す前にまずは生音で弾いてみます。

 「ビンテージの175っぽい音だな。775とは全く違う生音だ!」

 弦が新しいせいもあったのか、割とシャリシャリいう感じです。でも、中域〜低域がふくよかなので、安っぽい感じは全くしません。一方、僕の775は「しっとりした感じ」で生音はまるで違うことに気がつきました。前回は775とL-4はかなり近しい音と感じたのですが、今回はまるで違います。775の音をずっと聴き続けていたから耳が肥えてきたのでしょうね。

 「775買った時に、この楽器があったら俺はどっち買ったんだろう?」と思いました。相当迷ったと思います。重さは僕の775より多少軽い気がしました。

 アンプを通した音は、どうでしょう、生音ほど大きな違いはない様に思いましたが、今日はDV Mark Littleで鳴らしたのでちょっと比較になりませんでした。

 お金があったら買ってしまうところですが、さすがにお金はないです(笑)。Orville By Gibsonの引き落としがまだのうちに買ってしまうわけにはいきません。



 次に、L-4の1/5の値段のアイバニーズです。

6170_1.jpg


 「L-4を弾いた後ですから、ちょっと厳しいんじゃないですかね(笑)」

 Sさんの言った通り、生音は全く勝負になりません。ただ、アンプを通して、トーンを若干絞ると、比較的ふくよかな感じになりました。十分ライブに使っていけます。そして、同じような値段で買ったGrecoよりは良い音がしましたね。ただ、これも使用アンプであるDV Markのマジックなのかもしれません。


 その後、30分程情報交換をし、何も買わずに店を去りました。

 被害総額は¥0です(笑)。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR