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Pat Martino奏法研究(24)

【3-3】第2ポジション

 今回は第2ポジションです。

 下の図【第2ポジション】をご覧ください。第2ポジションは、皆さんが一番なじみがあるポジションですよね。
 このポジションでのAドリアンスケール構成音は、第1ポジションとは違い、3弦と4弦が1フレット左にずれています。したがって、1、2、5,6弦については、5フレットは人差し指、6フレット中指、7フレットは薬指、そして8フレットは小指で押さえます(中指6フレットはなしですね)。3、4弦は、4フレットは人差し指、5フレット中指、6フレットは薬指、そして7フレットは小指で押さえます(6フレット薬指はなしですね)。

 次の【第2ポジションとコードポジション】をご覧ください。
 第1ポジションと同じです。このAm7コードフォームからは第1、第2ポジションが結びつくと考えてください。

 最後に【第2ポジションとフレーズ】の図です。
 一番下の譜面「Aドリアン モチーフ」のご覧ください。第1ポジションと同じモチーフです。
 ちなみに今回の第2ポジションでは第1ポジションと同様に譜面(A) (B)の音列があり、図の番号①~⑥を番号順に弾くと(A)、黄色丸の①~⑥を番号順に弾くと(B)になります。

 同じ要領で第5ポジションまで続きます。少し、つまらなくなってる方もいらっしゃると思いますが、第5ポジションの解説の後、それぞれのポジションの機能的な連結を習得するには絶対に必要となってきますので、根気よく頑張って指に覚え込ませておいてください。
 
 次回は第3ポジションについて解説します。
第2ポジション
A ドリアンモチーフ

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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