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僕の音楽史(104)

【大学2年生(1981〜82年)】

 前回パット・マルティーノのとの出会いについて書いたのですが、それじゃ、その後がっつりと彼にのめり込んだかと言うと実はそんなことはありませんでした。それはなぜかと言うと、「EXIT」以外の音源を聴く機会がなかったからです。
 僕は当時、親からの生活費の仕送りをほぼ全てレコード購入に充てていて、枚数を買いたいがために中古レコードしか買いませんでした。その時にマルティーノのレコードが中古でたまたま出回っていなかったことが大きな理由です。その代わり「酒バラ」「アイ・リメンバー・クリフォード」の2曲は擦り切れるほど聴いていました。ギターマガジンに「酒バラ」のコピー譜が出ていたので練習してみましたが、やはりあのブレイクは当時の僕にはまだ早すぎました。

 そんな時、下の写真のレコードが発売されることを知りました。新譜なのでもちろん中古レコードはありません。購入するかどうしようか迷いましたが、買わずにはいられません。

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 このVol1、2の2枚には本当に驚かされました。今までベンソンは「ブリージン」や「ウィークエンド・イン・LA」のような、いわゆるフュージョン系のフォーマットしか聴いたことがありませんでした。もちろん、バックのサウンドがどうであろうとベンソンは紛れもない「ジャズ」だったのですが、ジャズ・ギターの中ではある意味王道である「ギター・カルテット」で「スタンダード」、そして「ライブ」この3つの条件が揃った「直球勝負」のベンソンを聴いてみたいと思っていましたが、そのまんまのレコードが発売されました。

 結果はどうだったかと言うと「直球」どころか「剛速球」でしたし、今現在のトレンドな表現で言うと「大坂なおみのサーブ」みたいな感じですか(笑)。

 ブルースもスタンダードも、スローもミディアムもブッ早も、何もかも想像を絶するほど凄すぎました。ライブと言うこともあり、いつも以上に自由奔放で強力なグルーブ、これを言ったらおしまいなのですが「黒人」「血」を感じずには入られませんでした。

 これをきっかけに、マルティーノではなくベンソンにはハマりまくって、今まで聴いてこなかった4ビート系ベンソンのレコードを買いまくって聴くようになりました。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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