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僕の音楽史(99)

【大学2年生(1981〜82年)】

 確か僕の記憶では、山野ビッグバンド・コンテストの前か後だったかにアメリカ演奏旅行があったはずです。確かコンコード・ジャズ・フェスティバルではなかったかと思います。僕はレギュラーメンバーではなかったので、当然の事ながら行っていないこともあり、その時どんなことがあったかは残念ながらわかりません。
 
 この当時のことで一つだけ思い出したことがあります。思い出したきっかけはこのブログを読んでくれていて、この話の中でも度々登場している先輩「寺さん」のFacebookのコメントによるものなのですが、このコンコード・ジャズ・フェスティバルでレパートリーになっていたスタンダード「エイント・ミスビヘイブン」と寺さんのオリジナル・アレンジ「ハブ・ユー・メット・ミス・ジョーンズ」(すみません、ハブ・ユー・メット....についてはちょっと記憶が交錯してるので、違うかもしれません。寺さん、真偽のほどをコメントしてください ! )このミディアム・テンポの2曲が無茶苦茶スウィングしてかっこよかったこと!

 コンコードの前だったか後だったかでレギュラー・メンバーが演奏楽曲のお披露目演奏を行った時があって、それを聴いた時はちょっとびっくりしたものです。「やっぱり、このバンドはうまいな!」と思いました。「エイント・ミス....」についてはサビの部分で珍しくギター・ソロがあって、当時レギュラー・メンバーの「カンタさん」がオクターブ奏法で渋くかっこよく決めていて「俺にはこういうギターは弾けないな」と感じました。

 今までライトの「リズム隊」と言うと、この時代のコンマスで山野ソリスト賞を獲得したピアニスト「寺さん」の事ばかりずっと気に留めていて、ある意味尊敬していましたし、その他のメンバーと言えばライトOBであり、まさに「飛ぶ鳥落とす勢い」で活躍していた「カシオペアの神保さん」ばかり注目してきました。

 このミディアム・スウィングのノリ、なんとも言えない気持ち良さ、これはこの時のレギュラー・ドラマー「中村さんによるところがもしかしたら大きいのだな?!」と遅ればせながら気がついてしまったのです。

 この中村さんについては、今まであまり話してはこなかったのですが、予告編じゃないですが、今後は度々この話に登場して来ることになると思います(いいですよね、中村さん?)。何故かって、この後間もなくして、僕は中村さんと一緒に演奏活動を共にすることになり、この素晴らしい「ノリ」を数年間にわたって体感していくことになるのです。

↓↓↓↓ 下の写真は僕が在籍時のライトとは無関係です。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com