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僕の音楽史(90)

【大学1年生(1980年~81年)】

 夏休み明けからジャズ・ギターのアルバムを買いまくる様になりました。とにかく、ジャズが弾けるようになるには、ギターに触れる時間と同じ時間だけ聴くことが必要と思いました。「ウェス・モンゴメリー」は叔父さんから既に聴かせてもらっていたので、まだ聴いたことのないギタリストでジャズ・ギタリストでメジャーな存在と言えばやはり「ジム・ホール」と「ジョー・パス」でした。

 新宿のディスク・ユニオンで次のアルバムを購入します。「アンダー・カレント/ビル・エヴァンス&ジム・ホール」です。

uc.jpg


 全くダメでした(笑)。理解できませんでした。最初に買ったジャズ・ギターのアルバムが「アンダーカレント」ってのは今考えると無茶苦茶ですね。この内省的な音空間に自分の身を置くほど僕は成長していませんでした。

 名誉挽回でもう一枚「アローン・トゥギャザー」とそのコピー譜を同時に買ってきました。これまた、眠くてアルバム通して聴くことができませんでした。

at.jpg

 誤解しないでください。今ではこの2枚のレコードの歴史的意義や音のすばらしさは充分わかっていますよ。でも、これを理解できるほどに至ってはおらず、まだまだジャズと言う音楽に対して未熟だったのですね。

 さすがに3枚目を買う気にはならず、下のショー・パスのアルバムを買ってきます。ペデルセンとのDuoで「チョップス」です。

Chops.jpg


 一発で気に入りました。単音8分音符のオーソドックスな分かりやすく定石的なフレーズです。当時の僕にはやはりこういうギタリストでなくては駄目だったのです。この当時は、「鑑賞」ではなく「教則レコード」的な感じで聴いていました(今でも割とそうですが。。。)。そういう意味ではジョー・パスのギター・スタイルはぴったりでした。

 この時から、当分の間は「ジム・ホール嫌い」になりました。先ほども書きましたが、今では大好きです。でも、正直言うと、彼の事はよくわからない部分もありますし、特に日本では「過大評価しすぎなのでは?」と思ったりもするのです(笑)。

 いずれにしても、「ジムはコピーしてもしょうがない、ジョーはコピーすれば即戦力になる」と感じていたので、ジョー・パスのアルバムはこの後買いまくりましたし、結構コピーしました。

 
 

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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