ジャズギター裏口入学(14)

【アルペジオ(2)】

 色々フレーズをコピーしていてこのアルペジオってのが凄く重要であることがわかりました。どういうことかと言うと、このアルペジオの構成音がそのままフレーズに利用されていることがとても多いという事です。次にC△7のアルペジオを利用したフレーズを2つほど紹介します。他に数えきれないほど沢山あるのですが、この場ではこの2つにとどめておきます。

アルペジオ_000020





 アルペジオの重要性がわかり、この運指を自分の手グセにするために当時の僕はこのアルペジオを1日のうちで初めてギターを持った時に必ずやる基礎練習に取りいれることにしました。現在も継続してやっています。どういうものかと言うと下の動画です。ところどころしっかり音が出ていなかったりテンポがぶれたりしてますが、初心者の方はメトロノームを鳴らしながらの方が良いのではと思います。



 これはアルペジオのルートをC→F→B♭→E♭→A♭→・・・・・G→C と一回転12Key、これをずっとやり続けます。

 運指は下の動画のように2種類があって、それを第一運指、第二運指の順にやっていきます。ただ、B(5弦2フレット)まで行くともう下に下がれないので、Bのアルペジオやるときは「上りが第二運指で下りを第一運指」でやります。2回転目に突入したC△7も最初は「上りが第二運指下りが第一運指」で弾きとめでたく運指も元に戻り永久に続けられます。

【第一運指】


【第二運指】


 アルペジオはフレーズだけでなく、運指やピッキングに凄く重要です。

 一つは弦楽器奏者が必ず克服が必要な左手薬指と小指の分離、そして第一運指の指板に対して垂直な動き(ヴァーティカル)、第2運指の水平な動き(ホリゾンタル)を鍛えることができます。

 また、ひとつひとつの音を流れることなく、きちっと切って音を鳴らすピッキングの訓練にもとても役に立ちます。



 少しアルペジオの事から離れますが、コピーしたフレーズは徹底的に弾く回数を増やし指グセにしてしまうことが重要です。そして、それの一番効果的な方法は、ウオーミング・アップや基礎練習のメニューに取り込んでしまう事です。

 次回もアルペジオの事についてさらにお話ししようと思います。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。

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