僕の音楽史(62)

【高校3年生(1979〜80年)】

 「あの歴史的名盤」っていうのは皆さんのご存知の通り下のアルバムです。

リトナー

 「キャプテン・カリブ」のピアノのイントロからもうグッと来ましたね。ギターの音も最高です。「オレンジ・スクィーザー(コンプ)」をかけることで、ピッキング・アタックの角が取れ、カッティングの粒が揃い、サスティーンの聴いたあの独特の音にもうノックアウトされました。ギターソロもカッコよかったですが、後半のサックスソロのあたりのダイナミクスは「これぞダイレクトカット(スタジオライブ)!」と思いましたし、バックでソリストをあおりまくるリトナーのカッティングはもう最高でしたね。

 そしてもっとぶっ飛んだのはB面「キャプテン・フィンガーズ」でした。ここでは、「テーマのカッコよさ」「複雑なラインの全員でのユニゾンプレイ」、そして「素晴らしいソロ」というクロスオーバー・ミュージックには必要不可欠な3大要素と僕が考えているすべてが盛り込まれていました。

 このアルバムでは、「アンソニー・ジャクソン」「ハービー・メイソン」の素晴らしいプレイも印象的でした。アンソニーのベースはまるでギターの様に縦横無尽に暴れまくっていましたし、ハービーのドラムスもガッドとはまた違った感じで、よりワイルドで素晴らしいものでした。

 このアルバム、後になってわかったことですが、テイク1とテイク2が存在します。ちなみに僕が持っているのはテイク2ですね。最初プレスした時はこんなに売れるとはレコード会社も思っていなかったようで、再プレスの時は何故かテイク2をプレスしたとのことです。「隣の芝生」ではないですが、テイク1のリトナーのソロの方がカッコ良いですね。

 このリトナーのダイレクト・カット盤を皮切りに、次々とクロスオーバー・ミュージックの波が僕の元に押し寄せてきます。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。

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