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僕の音楽史(48)

【高校2年生(1978〜79年)】

 高校2年生になりました。クラス替えがありました。そして、例の音楽好きの新保君とも同じクラスになり、情報交換がしやすくなったのと同時に、高校2年ともなると何名か音楽好きの人間もクラスにいて、音楽環境的には非常に良好となりました。
 
 そんな中でエリック・クラプトンに改めてはまりました。もちろん、当時はロック3大ギタリストと言えば「クラプトン、ベック、ペイジ」ってくらいなので、もちろんクラプトンの演奏は耳にしていました。ただ、最初に聞いたのがクリームの「ベスト盤」、しかも「スタジオ録音もの」だったので、なんか古臭い感じがして、それっきり聴くことがほとんどありませんでした。そうこうしているうちにベック、ペイジやブラックモアに興味が移っていき、クラプトンが自分の中から消えていました。僕が聴いたのは下の2枚でした。

cream vol2 EC.jpeg



 一枚目は「ライブ・クリーム Vol2」です。とにかく「政治家」「サンシャイン・ラブ」「ホワイト・ルーム」等のヒット曲がライブということもあり、物凄い迫力そしてクラプトンの長尺のアドリブ・プレイが聴けます。クラプトンのギター・プレイも良いですが、ジャック・ブルースの歪んだベースも最高でした。そして、ギタリスト的には「ブルース・ロックの教則レコード」のようでした。この一枚のクラプトンのプレイはほぼコピーしました。

 二枚目はもう少し後の演奏で「EC Was Here 」ですね。これは1曲目の「ハブ・ユー・エヴァー・ラブド・ア・ウーマン」につきます。と言うか、正直これしか覚えてません(笑)。て言うか、これだけでも良いような気もします。このアルバムを聴いて、クリエイションの竹田和夫さんはこんな感じを目指していたのかな?と思ったりもしました。僕はクリエイションのライブでこの手のブルースは既に聴き慣れていました。

 「クラプトン、ベック、ペイジ」、これでがっつりと3大ギタリストを聴くに至りました。僕の気持ちはこの時点では

 ペイジ=ベック>クラプトンでした。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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