FC2ブログ

Pat Martino奏法研究(48)

【第6章】スタンダード曲への活用(予告)

 少し間が空いてしまいましたが、また講座を再開しようと思います。

 第2章で「マイナーコンバージョンで枯葉を弾く」というのをやりましたが、それと同様にスタンダードを題材にして、マイナー・コンバージョン・コンセプトをあてはめてどう料理するかを第2章の時よりもう少し突っ込んだ話ができればと思います。また、マイナー・コンバージョンだけでなく、彼のよくやるトリッキーなフレーズや手癖、小技などを合わせて紹介していこうと思います。以前より動画の比率を高めにして、分かりやすく説明していこうと思います。

 あらかじめ申し上げておきますが、ジャズ理論に造詣が深く、ある程度アドリブ演奏ができ、自分の演奏しているものが理論的にどうかをしっかりとわかっている方は、全く持って物足りない講座になります。あくまで次のような方を対象にしてます。

 「理論について頭では分かっているのだが、それが演奏にいかされずにいる方」
 「難しく考えず、音を外さず弾けるようになりたい方」

 「パット・マルティーノの方法論を知りたい方」
 「自分の演奏スタイルにマルティーノのスタイルを取り入れたい方」
 「パット・マルティーノぽく弾いてみたい方」

 「星影のステラ」を題材にしようと思います。なぜステラかというと、彼が演奏していないからです(笑)。「酒バラ」みたいに彼の名演が既にある曲では、その演奏の解説になってしまいがちでやりずらいですからね。ステラはⅡⅤを使った転調も多く、初心者には難しいですが、セッションでは必ず取り上げられる曲なので、良い題材なのではないかと思います。ステラの後は循環ものやコルトレーンの曲も取り上げていく予定です。

 皆さんのギター練習の助けになるよう楽しい講座にしていこうと思いますので、今後ともよろしくお願いします!

PAT-w-Gibson-21.png



 

テーマ : ギター
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR