ギター購入騒動記【番外編】(10)

【Gibson / ES-175NT】

 僕の所有楽器紹介の最後を飾るのはやはりこの楽器です。

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 この楽器は今回の爆買いの中で買ったものではなく、もともと所有していた楽器です。91年に新品で買いました。確か30万円代だったと思います。ES-175を選んだ理由は2つあります。まずは当時パット・メセニーに狂っていて(今も好きですが)、単純に同じ楽器が持ちたかったという事、もうひとつは、日本人の体にフィットして、立って弾くには比較的小振りなES-175が良いと思っていたからです。

 購入した91年頃はちょうど音楽活動を始めて間もない頃で、所有楽器はヤマハAE-2000のみでした。本格的に音楽活動を始めるにあたって、やはり1本は良い楽器、本物の楽器を持っておかなくてはと思い購入しました。

 池袋のイケベ楽器に同じES-175のナチュラルが2本ありました。1本はボディが凄く綺麗な楽器、もう1本は木目模様が不規則で、とても見た目が悪いものでした。両方を弾いてみると、見た目とは正反対で、後者の方が断然好みの音でした。さすがに迷いました。ルックスというのも非常に大事な要素です。最終的には音で選びました。遠目で見ると、その木目は意外にもそんなに目立たないことがわかりましたし、冷静に考えるとこんな高い楽器を見た目で選ぶなどナンセンスだと思ったからです。それでは現在の音を聴いてみてください。いつもの動画ではピックアップを切り替えますが、フルアコでセンターやリアはあまり使わないと思うので、フロントでギターのトーンコントロールを「4~6」「8~10」「0~2」の三段階に調整して弾いています。僕は大体4~6位が好きで、演奏場所や編成により色々調整してます。 




 昨年くらいまでもう20年以上もこの楽器をメインに使ってきました。コンテストも演奏旅行もどこに行くにも連れて行きました。あまり楽器を大切にしてこなかったり、手入れもろくにしてこなかったせいもあって、結構傷だらけで、ピックガードも壊れしまったので、外してしまいました。でも、やっぱりしっかり作られていて、ピックガード以外のトラブルは一度もないですし、いまだネックの「反り」もなく、オクターブのチューニングもバッチリあいます。また、弾いているときの感じは、他のソリッド安物中古楽器とは全く違います。この楽器を持っているから、安心して安物のソリッド・ギターを買いまくったりできるのだと思ったりしてます。

 絶対に手放しません。死ぬまで弾き続けると思います。子供はピアノ弾きなので、僕が死んだらどうしようか考えておきます。そんなことまで考えさせられる素晴らしい楽器です。
 

 

テーマ : ギター
ジャンル : 音楽

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
 浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
 吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
 横浜JAZZプロムナード’94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
 キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。
【ギタリスト武田謙治のブログ】
http://kenjitakeda.jp/
【Jazz Rock 必見動画!】
https://kenjitakeda.blog/
【Guitar Lesson のお知らせ】
http://kenjitakeda.jp/blog-category-12.html/

mail:rymk.takeda@gmail.com

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