Pat Martino奏法研究(46)

【第5章】総合 - (5)

 今回はポジションの話をします。

 0小節4拍目から1~2小節のGm7-C7のGドリアンスケールをベースにしたフレーズを「どこでどう弾くか?」の話です。以前のポジション移動の解説は、図が複雑で難しかったので、今回は分かりやすく動画を用意しました。確認してみてください。

Phrase Example

 まずは0~1小節目です。これは何度も繰り返して言いますが、Pat Martinoを特徴づけるフレーズ、何が何でも弾けるようになってください。そして、以前解説したドリアンの5つのポジションの全てでこのフレーズが弾けるように練習することをお勧めします。
 
 ここではGm7での一番代表的なポジションである「第2ポジション」で弾き始めこのフレーズをスタートさせます。第2ポジションてなんだったっけ?という人は下の指板の図を参照にしてください。皆さんが多分一番なじみがあるポジションが第2ポジションです。そして、動画も参考にしてみてください。1小節目の得意フレーズについては、第2ポジションのみで、ポジション移動することなしに弾けてしまいます。 動画では、譜面のフレーズを弾く前に、そのポジションでのGm7コードとGドリアンスケールを確認のために弾いてます。



  次に2小節目に行きます。2小節目1拍半の最後のA音までは第2ポジションのまま、次のC音に行く時点で小指を伸ばして第2ポジションから第3ポジションに移動し、2小節目最後まで第3ポジションの中で降りてきます。下の指板の図と動画を参考に練習してみてください。



  「フレーズなんてどこのポジションで弾いたっていいじゃないか!」と思う方もいらっしゃると思いますが、これをマスターしないとパットのような8分や16分音符で切れ目なく弾き続ける奏法は絶対にできませんので、根気よくやってみてください。繰り返し練習していくと、何となく規則性が分かってきて、意識なくできるようになります。

  下の動画は0~2小節目までを連続して弾いたものです。左手のポジション移動を確認ください。



 第2ポジションと第3ポジションの指板の図も付けておきます。色味が変ですが、ご容赦ください。
 
 次回は3小節目についてのポジション移動を解説しますね。

 ではでは!
gm.jpg

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
 浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
 吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
 横浜JAZZプロムナード’94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
 キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。
【ギタリスト武田謙治のブログ】
http://kenjitakeda.jp/
【Jazz Rock 必見動画!】
https://kenjitakeda.blog/
【Guitar Lesson のお知らせ】
http://kenjitakeda.jp/blog-category-12.html/

mail:rymk.takeda@gmail.com

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