2月のスケジュール

2月27日(火) 奥沢 Bar nasa

世田谷区奥沢3−33−7近江ビル2F
奥沢駅徒歩1分、自由が丘駅徒歩6分
http://bar-nasa.sunnyday.jp/
【メンバー】
 武田謙治(g)山口廣和(g)

来月はレギュラー・バンドでのライブはありません。
僕の活動の柱の一つ、山口君とのギターデュオです。
次回は新兵器オベイションアダマス(もどき)でのプレイを予定しています。
それぞれのオリジナルにもチャレンジしようと考えております。
ぜひ聴きに来てください!!

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僕の音楽史(53)

【高校2年生(1978〜79年)】

 森園さんのギター・クリニックで衝撃を受けてギターを弾く気がなくなってしまいましたが、そこで会った同世代のギタリスト達が皆大好きな「プリズム」というバンドについては早い機会にレコードを聴かなくてはいけないと思いました。

 身近なところにプリズム・ファンがいました。山口君という、新保君と同様に同じクラスの友人が、意外にもギターを練習していて、プリズムに狂っていることを知り、彼から発売済みのファースト、セカンド・アルバムの2枚を同時に借りました。皆さんもご存知と思いますがこの2枚ですね。

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 バンドのメンバーを見ていきます。ギタリストは「和田アキラ、もう一人いる?ツインギターか・・・あっ?なーんだ」

 どおりで「森園勝敏クリニック」にみんな集まってきたわけです。森園さんがメンバーに加わっていました。みな「四人囃子の森園さん」というより「プリズムの森園さん」に集まってきたのですね。こんなことも知らないなんて、本当に情報に疎かったですね。

 さっそくファーストのA面から一気に聴きます。

 ファーストA面は以前ブログにも書いた「ギター・ワークショップ」や森園さんの「レディ・バイオレッタ」などで比較的想像できる演奏で、曲は気に入りましたがそんなに驚きませんでした。ところがB面に行って、Viking-Ⅱのギターソロでぶっ飛んでしまいます。

 「なんじゃこれ、速っー!」

 ヘビメタ系の曲芸ともいうべきギタリスト達もまだいない時代、とても人間技とは思えませんでしたし、ロックギタリストの速弾きとは異質でした。

 いっきに2枚を通して聴きました。 「和田アキラ」さん、もう圧倒的なテクニックでした。とてもこの世のものとは思えません。そしてもうひとつ感心したのは、そんな和田アキラさんのプレイを前にしても変わらぬ存在感を見せる森園さんのセンスの光るプレイでした。

 「こりゃ、凄いバンドだ!」

 ある時期、カセットテープにこの2枚を録音し、家に帰ってから寝るまでは明けても暮れても「プリズム」ばかりエンドレスで聴いていました。風呂に入ってる時も洗面所にまでラジカセを持っていく始末でした。

 昔のツェッペリンやパープルなら、気に言った曲は即フレーズコピーをやって、ギターも上達していったのですが、和田アキラさんやプリズムは本当によく聴きましたが、全く音が取れず真似もできなかったので、自分のギタープレイには影響を与えるものではありませんでした。

僕のレコード棚公開します!(37)

【スティーブ・カーン/モダンタイムス】

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【メンバー】
スティーブ・カーン(g)アンソニー・ジャクソン(b)スティーブ・ジョーダン(ds)マノロ・バドリーナ(per)
【曲目】
ブレイズ/ブルー・シャドウ/ペンギン村/モンダンタイムス

 スティーブ・カーンが80年代に活動していたユニット、しかも来日時の六本木ピットインでのライブですね。

 アンソニー・ジャクソンとスティーブ・ジョーダン、このリズムセクションは当時のフュージョン時代では最強コンビの一つですね。カズミバンドのマーカス・ミラー&オマー・ハキムと双璧です。このリズム隊の上でスティーブ・カーンは深めのコーラス&ディレイ・サウンド、そして頻繁に使うアームダウンが非常に心地よく、かっこいいです。当時のユニットとしては最高レベルと思います。

 このレコード、今はなき伝説の六本木ピットインでのライブ収録ですが、歓声を聞くととてもライブハウスの観客数とは思えない大歓声ですね。当時はある意味このようなマニアックなサウンドでも観客動員は凄かったのです。

 スティーブ・カーンというギタリストは、凄く理論派の方で来日時もジャズライフ等の雑誌で彼の研究の断片を知ることができました。当時はセロニアス・モンクのサウンドをギターでどう再現するか?みたいなことを一生懸命研究されていたようですね。

 ここからはカーンのファンの方は読まないでください(笑)。

 ただどのアルバム聴いても僕の印象は変わらないのですが、全体のサウンドは凄くいかしていて素晴らしいのですが、ギターソロになるとなんか「音が前に出てこない」というか「細切れ」というか「うねりがない」というか・・・。もっとも、そういう聴き方をしてはいけないバンドと思うのですが、やはりメセニーやジョンスコなんかに比べると、小粒でアピール度が低い気がします。

 要は好みの問題ですから、ファンの方は気を悪くなさらないでください。

ギター購入騒動記(38)

2018年1月27日(土) Ovationを偵察に行く ! Part3

 手に持ってまじかで見た「アダマスもどき」の印象は「美しい」でした。重さやネックを握った感覚は数時間前に同型番の楽器を試奏しているので、もう違和感はありませんでした。

 試奏の様子は僕のFacebookに動画をあげたのでご覧になっていただくとわかりますが、弾きやすさについては御茶ノ水で試奏した2本目の楽器には負けますが、一番気になる音については一番良かったですね。生音はもう「ザ・オベイション!」で感じです。例えると「ソニーのウォークマン」のようなサウンドです。ふくよかなアナログ盤の音では決してありませんので。もともと僕はそういう「ウォークマン・サウンド」が好きですし、イコライザーで低域8、中域5、高域3くらいにすると、僕のピッキング(雨だれ型の厚めのピックの丸い方で弾く)では「甘い音で輪郭くっきり」で良い音を出すことができます。

 即決しようと思いましたが、一週間の取り置きをお願いし、写真だけ撮ってその場は帰ることにしました。新品の楽器なので、ちょっと予算オーバーです。3%の割引はしてくれるとのことですが、中古楽器の存在やもっと安いお店がないか、そしてOvationのホームページで色々調べたりする時間が欲しいと思いました。

 家に帰るとずっと撮ってきた写真と試奏の動画ばかり見てました。ネットで調べてみると中古で多少安くなっている店もありましたが実際にお店に行って弾きに行くには随分と遠い店でした。また安い店もありましたが、配送料を加えるとそんなに大差なくなりますし、自分がいない時にかみさんの元に届けられでもすると面倒なことになってしまいます(笑)。心は決まりました。買います!

2018年1月28日(日) Ovation Adamasもどき購入!

 昼過ぎかみさんが声をかけてきました。

 「ちょっと出かけてくるわ。夕ご飯までに戻るね」

 今週末に出品予定のフラワー・アレンジに使う花や資材を買いに銀座に出かけてくるとのことです。

 一週間の取り置きどころか手に入れる絶好の機会がこんなに早く訪れました(笑)。ギター購入の件はまだ彼女には話していません。まー、そのうちそれとなく話すつもりです(笑)。
 彼女が出かけた後、時間差で新宿に行き、彼女が返る前に自宅に戻る。I楽器は新宿三丁目なので、僕の家からだと丸ノ内線を使うのが本来は良いのですが、彼女が銀座に行くのも多分丸ノ内線、ばったり出くわさないとも限らないので念には念を入れてJRを使うことにしました(笑)。

 彼女が家を出た後、早速I楽器に向かいます。

 楽器屋に着いて店員さんにこう言いました。

 「5分くらいアンプに通して少し大きめの音で弾かせてください。それで気持ちが変わらなかったら今日買って帰ります。」

 もちろん楽器の最終チェックの意味でお願いしたこともあるのですが、本当は買うつもりもないくせに彼女と騒ぎながら延々とギターを弾きまくっている迷惑でふとどきな若造を追い出してやろうとすこし意地悪な気持ちになったからです(笑)。

 5分ほど弾きました。気持ちが変わりませんでした。そして、予定通り購入しました。

 こうして、この「アダマスもどき」が僕の最近の楽器置き場である「一人暮らしを始めた長男の空き部屋」にあります。この部屋は自宅の3階にあり、かみさんは絶対に入ってこない部屋ですので、堂々と飾っておけます(笑)。見た目は特徴的な楽器ですから、ギターに興味のないかみさんもさすがに新しい楽器と気が付くだろうな・・・。以前の楽器の様にしらばくれて目の前で弾いてみる勇気は今のところありません(笑)。

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 【2018年1月28日時点での所有楽器・機材】
<Guitar>
ES-175NT (Gibson) 91年新品で購入
GA40SFCE-NT(Ibanez) 16年新品で購入
Stratocaster (Fender Japan) 16年中古で購入
Telecaster (Fender Japan) 16年中古で購入
SG Special 2014 (Gibson) 16年中古で購入
LesPaul Special (Gibson) 16年中古で購入
LesPaul Sutudio Faded2016 (Gibson) 16年新品で購入
LesPaul Classic(Epiphone) 16年中古で購入
ES-339 Pro (Epiphone) 16年新品で購入
LesPaul Cusutom All Mahogany WR (Gibson) 17年中古で購入
Anygig AGN Nylon Full Scale Crassic Travel Guitar  17年新品で購入
Celebrity Elite Limited Edition CE44 Reverse Blue Burst (Ovaition) 18年新品で購入

<Effect>
Micro ABY (Fender)A/B Box 16年新品購入
Ditto Looper (TC Erectronic) ルーパー 16年ヤフオクで落札
GP-10 ギタープロセッサー 16年新品(?)で購入
GK-3 X 3 ピックアップ 16年購入
GR-55 (Roland) ギターシンセサイザー 16年 ヤフオクで落札

<Amp>
RhythmMini5(Vox) 14年新品購入
VT40X (Limited Edition) 17年中古で購入
VFS-5 17年ヤフオクで落札

ギター購入騒動記(37)


2018年1月27日(土) Ovationを偵察に行く ! Part2

 気づいたら途中下車して新宿で降りていました(笑)。こういう時は随分と活動的です。心は静止しようと頑張っていますが、体は「一気に決めに行く」感じですね。

 まずはマルイ裏あたりにある山野楽器ロックイン(?)に向かいます。「あれ?」ここは向かい合わせで2店舗あったはずが、一店舗は閉鎖されてる感じです。さて、4階のアコースティックギター売り場に直行します。

 広いスパースにたくさんの楽器が並んでいましたが、どうやらOvationの取扱いは行っていないようです。そうとわかれば、次へ向かいます。

 新宿3丁目のI楽器に向かいます。狭いエレベターで4階まで上がります。目の前にレスポール達が並んでいました。どれこれも僕にはとても手に入れることができない高価な楽器たちです。

 「うーん、やはりレスポールは美しい!」

 奥にはSG達も並んでいます。

 「かっこいい!」

 不思議とストラトやテレキャスには感動がありません。足を止めることなく通り過ぎることができます。

「やはり俺はレスポールとSGが一番好きなのだな」と改めて実感します。

 おっと、そんな事をしに来たのではない!奥のアコースティック・ギターのスペースに目を向けます。左奥の角に少しだけOvationらしき楽器が並んでいます。このスペースの割き方を考えても、現在のOvationの人気が何となく想像できます。

 「俺が若いころはどいつもこいつもOvation持っていたのにな。」

 少しだけ悲しくなりました。

 「あっ!」

 問題のギターがなんとありました。他の楽器の影に隠れて見えずらく、「ここにもないのか・・・」と肩を落としかけたときでした。

 それが写真の楽器です。

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 すかさず店員さんに声を掛けます。

 「すみません、ちょっと試奏させてもらっても良いですか?」

 つづく・・・・。

ギター購入騒動記(36)

2018年1月27日(土) Ovationを偵察に行く ! Part1

 今買おうとしているのはOvationのスティール弦のアダマスもどき(セレブリティ エリート リミテッド CE44)。なんでこの楽器が欲しいかは前回、前々回のブログを読んでください。とはいっても今まで一度も弾いたことがなく、それどころか見たことすらないので、久々試奏を目的に御茶ノ水の楽器屋巡りを決行することにしました。

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 まず駅のそばからぐるっと一周。目的のアダマスもどきはありません。ただ、ほぼ同じ型番の中古色違いが1本づつ別々の店にありましたので、2回転目の時にそれぞれ弾かせてもらいました。

 まずは1本目。これは奇麗な楽器でなんと47,000円の破格値でした。

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 「なにこれ、弾きずらい!」

 これがOvationエレアコを人生で始めて弾いた感想です。弦高は比較的低いのですが、テンション強くて無茶苦茶弾きずらいのです。皆さんはご存知かと思いますが、僕はエレキに1弦0.13や0.14、6弦は0.58位の太い弦をはり、弦高もかなり高くし、日本一弾きづらいレスポールやSGを弾いている、そんな僕がそう思うのですから、本当に弾きづらい楽器なんだと思います(笑)。あと、
Ovationってのは随分とネックが細いのですね・・・。でも、音はそんなに悪くなかったです。イコライザーで調整すれば、結構甘い音も出るんだなとも思いました。どっちにしても、「アダマスもどき」でないのでそそられません。さー、次。

 2本目はこんな楽器。これも中古で58,000円でした。この楽器を弾いて、やっぱり弾きづらかったら、この型番はダメ、つまり「アダマスもどき」もダメだなと思いました。

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 「あれ?」

 さっきの楽器と違って、結構テンションも柔らかめで弾きやすく、音も良い感じです。同じ型番でも楽器というのは個体差が大きいのだなと改めて思いました。しかも、ルックスも気に入りました。そして、こう思いました。「アダマスもどきの色はそのうちきっと飽きるのではないかな?この楽器の方がもしかしたら長く弾き続けられるかもな」と。正直買っちまおうかと思いました。そして、今日はかみさんが帰りが少し遅くなるので、楽器を持って帰るチャンスです(笑)。でも、止めました。まだアダマスもどきをこの目で見ていないからです。

 もう一回転、ゆっくりと「アダマスもどき」がないかを楽器屋を回り、ないことがわかると今日のところは退散することにしました。

 中央線帰りの電車でスマホでヤフオクを物色していると、なんと「37,000円、1時間後終了、入札者1名」の「アダマスもどき」が出品されていて、今まさに落札されようとしています。何度も入札ボタンを押し掛けました。でも、押さずに済みました。なぜならギリギリまで引っ張って、ラスト10秒くらいで「50,000円」くらいで入札してやれば絶対落とせると思いました。写真を見る限り新品同様(10か月前購入)です。ところが、出品者の説明を読むと少しだけ気になることが書いてありました。「ネックは軽い順片り、6弦12フレットの弦高は10円玉2枚分」とのこと。僕はもともと弦高高めの楽器は好きですが、やはり、いくら安くても1度も見たことも弾いたこともないギターを買うのは勇気が必要ですし、買う事ができるのはせいぜいトラベルギターみたいなやつだけですね。

 ヤフオクから落札するのやめることにしました。特に急いで買う理由もないので、日を改めてと思うようにしましたが、体は言うことを聞いててくれません。

 気が付いたら、新宿駅で途中下車していました(笑)。

 つづく・・・・・。

【注】写真は実際に僕が弾いた楽器ではありません。

僕の音楽史(52)

【高校2年生(1978〜79年)】

 あの「四人囃子」の、そして「ギターワークショップVol1」の森園さんが新潟でギター・クリニックを行うとの話を聞きました。またとない機会と思い、当然申し込みをして行くことにしました。
 
 行く前に森園さんの事を予習しなくては思い、発売されたばかりのソロ・アルバム「バッド・アニマ」を親友新保君から貸してもらいました。正直、ひとつひとつの曲について今となってはあまり記憶がないのですが、1曲目「ディア・ハービー」という曲はすごく気に入り何度も聴きましたし、森園節が炸裂していました。

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 クリニックは、ギターのないカラオケを使って森園さんがソロ・アルバムから何曲かデモ演奏をしたり、サウンドや奏法解説を行ったりしました。そして、最後にギターを持ってきた僕を含めた生徒達に簡単なコード進行の上で演奏させて、それについて森園さんがアドバイスしてくれるというものでした。

 生徒たちはほぼ僕と同世代の高校生や大学生くらいでした。クリニックが始まる前の待合室、みな同世代なので気軽に話をしていました。僕は彼らの事は全く知りませんでしたが、彼らの大半は僕の名前を知っていました。何故かというと、以前もブログに書いた自慢話の「中学の文化祭」での出来事やここ最近の数回のおじさんとのライブ演奏で「プロに誘われた」みたいな噂は広まっていて「あの武田さんですか?はじめまして」なんて挨拶されて、とても良い気分でした(笑)。

 生徒たちの演奏が始まりました。僕は確か順番では真ん中位だったと思います。最初の生徒たちの演奏を聴いてぶっ飛んでしまいました。「凄い!」「速い!」そして思いたくなかったのですが「負けた」と思いました。次の人もその次の人もみな似たような感じで、16ビートのカッティングに合わせ、それは速弾き中心のカッコよいプレイを披露していました。前回書いた「ギターワークショップ」のアルバムで聴いたようなサウンド、自分自身どうやっているのかもわからず、できるようになる気もしない状態で悶々としてましたが、同世代の高校生ギタリストたちは目の前でいとも簡単にあのサウンドを再現していました。

 僕の順番が来ました。当然そんな演奏はできるわけもないので、いわゆる「ブルース」を何コーラスか弾きました。僕の演奏に対して彼らはどう思ったかは本人たちに聞きもしませんでしたが、少なくとも僕の目には「僕の演奏にはあまり興味がない」ように映りました。

 音楽的に完全に「孤立」してしまったと感じました。「取り残された」とも強く感じました。自分以外の周りは「動いている」「うねりに飲み込まれている」と感じました。今なら自分のプレイを「人と違っていて良い」と思えたのかもしれませんが、その時は「焦燥感」だけでした。

 ギターについてこれが最初の大きな「挫折感」だったのですが、今もギターを続けられている理由の一つに、森園さんの言葉や態度が関係しています。僕の演奏の後、森園さんはこう言いました。

 「おっ、ブルースっぽくていいね!ブルースは基本だと思うからさ、エレキギターやってるなら、どんなジャンルをやってる人も弾けるようにならないとね。」と先に演奏した彼らに向かって話していたのと、僕の演奏のバッキングでブルースコードを弾いてくれた森園さんは他の皆のバッキングをしている時よりなんか嬉しそうに見えたことです。これだけが唯一の救いでした。

 クリニック終了後、逃げるように帰ろうと思いましたが、一つだけ皆に聞いておかなければならないことがあり、引き返しました。

 「みんな、どんなの聴いてるの?」

 口をそろえてこう言いました。

 「プリズム!」

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音源・動画の部屋(12)

【The Great Stream】 

2018年1月16日 東中野セロニアス
武田謙治(g)阿部義徳(p)座小田諒一(b)丸谷茜(ds)



 パット・マルティーノの中でも人気のある曲ではないでしょうか??

 直近で行った1月の東中野セロニアスでのライブ演奏からです。

 以前、このコーナーの(4)で、別のメンバーでの演奏を紹介してますので、そちらの方も聴いてみてください。

 一応、パット・マルティーノ教(狂?)の僕はこの曲を外すわけにはいきません。どんなメンバーとやるときにも、リーダー・バンドでは必ず演奏しています。

 この曲、現在のレギュラー・メンバーでは2回目くらいのライブ演奏ですが、初演の時は僕のギターシンセがギターソロの途中でトラブって、演奏中にアンプ直に繋ぎ替えを行うため時間を稼ぐためにベースソロやドラムソロを急遽加え、少し冗長な演奏になってしまいました。そういう意味で、このテイクがまともに演奏した初めての演奏と言っても良いと思います。

 とりあえずこのメンバーでのこの曲の基本形が出来上がったので、今後は少しづつ改良を加えていこうと思います。もっとも、僕がそんなこと言わずとも、彼らは良い意味で「ぶっ壊し」にかかってくるとは思いますが(笑)・・・・・。

ギター購入騒動記(35)

2018年1月21日 エレアコ物色中です!

 スティール弦エレアコを買いたいと前回書きましたが、その気持ちは今も変っていません。でも、年末から正月に複合機、テレビ、グーグル・ホームなど次から次へと買い物をしてしまったため、予算がなくなってしまいました(笑)。したがって、現在のギターを売って不足分を補おうと思いました。

 購入予定の楽器は大体決まってます。写真左のようなオベーションがいいなと考えています。本当は「アダマス」が欲しいのですが高価で手が出ないですし、生音で聴かせるわけでなく、レコ―ディングをするわけでもなく、小規模のライブスペースでエフェクター使用で音を出すので、新品でも6~7万くらいの「アダマスもどき」でオーケーかなと思っています。

 資金調達のために所有楽器の何を売るかって、売る楽器は一つしかありません。「エピフォンES-339」しかありません。この楽器、爆買い絶頂の時、勢いで買った楽器で、ほとんど弾いてませんしライブで使う予定も今のところはありません。

 ところが、売る前にしっかり弾いておこうと思って今日ずっと弾いていたら、なんか気に入ってしまい手放せなくなってしまいました(笑)。もっともよく考えると、この楽器、新品で4万くらいの楽器ですから、売ったところで大した額にはならないですから、売る意味もありません。

 したがって、例によって中古でまともな楽器を物色しながら、ちょっと飲み代を倹約して資金を稼ごうかなと思ったりしてます。

 誰か安く売ってくれる人いませんか(笑)??

40010000736021414167_1.jpg ES-339 Pro



僕の音楽史(51)

【高校2年生(1978〜79年)】

 少し話題を変えて、僕のギターの話をします。ちょっと自慢になる部分もあることをお許しください(笑)。

 僕は以前もお話しした通り、この当時はいわゆる「ハード・ロック・ギタリスト」でした。プレイ・スタイルは「ジミー・ペイジ」「ジェフ・ベック」「リッチー・ブラックモア」の3人をベースにして、加えて直近でかなりコピーしまくっていた「竹田和夫」さんの影響が色濃く出ていました。楽器は兄が以前高校入学祝いで買ってもらった「グレコのレスポールモデル」を使っていました。自分で言うのもなんですが、当時の高校生としては結構いい線いっていたと思います。バンド活動はやっていませんでしたが、数回程おじさんのバンドで人前で演奏したりしたこともあり、対バンのミュージシャンはみな驚いて加入を促されたり、「一緒にツアーに行かないか?」と誘われたりしました。まだ高校2年生でもあり、教育熱心な家庭環境だったので、もちろんそんな道には足を踏み入れる勇気もありませんでしたし、そこまでの音楽に対する強い気持ちもその時点ではありませんでした。

 正直、ロック・ギターに関しては有頂天になっていた僕は、前回の「ギターワークショップ」のレコードを聴いたのをきっかけにロックへの興味がかなり薄れ、クロスオーバーへと気持ちは移っていったのですが、自分のギターの方法論はこのジャンルには全く通じないことがわかり、愕然としました。

 ロック・ギターの時と同じく、まずはレコードの音を耳コピすることから入ります。リッチー・ブラックモアで鍛えていて(笑)、そこそこ指回りはよかったのですが、弾けるのはテーマ部分だけで、ソロ部分になると全く何をやって良いかわかりません。しかも、頭で理解できていないので、絶対音感のない僕は耳コピもうまくできないのです。

 ギターに関して、この時初めて挫折感を味わいました。当時学校の成績はあまりかんばしくはなかったのですが、それはやっていないからそうなっているだけであって、やればできる自信はありました。今までもそうでした。でも、今回のギターに関しては、やってもできるようになる気がしませんでした。教えてくれる人もいません。教則本もありません。ロックの世界に戻ろうかとも思いましたが、もう気持ちがロックに向いていない以上それも無理でした。自分の歪んだ音でのギターソロ、ほんのこの前まで弾いていて気持ちが良かったものが、全く気持ちよくなくなってしまいました。

 一方、クラシック・ギターについては、高校のクラブ活動は既にやめていましたが、教室にはまだ通ってました。ただ、これも高2の秋ごろ、ずっと断り続けていた発表会に出演したことを最後に辞めてしまいました。「アルハンブラ宮殿の思い出」までは続けようと思っていたのですが、その直前の「トレモロ演奏の練習曲」が何か月やってもうまく弾けるようにならず、結局「アルハンブラ」までやることなく挫折しました。この曲、大人になってから再挑戦して半年ほど練習しましたが、結局弾けるようにはなりませんでした。

 こんな感じでギターについては、ロックとクラシックの挫折感を味わっていた僕に、追い打ちをかけるように自信を喪失させる事件が起きます。

 次回をお楽しみに。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。

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