僕のレコード棚公開します!(28)

【トゥー・フォー・ザ・ロード / ジョー・パス&ハーブ・エリス】

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【メンバー】
ジョー・パス(g) ハーブ・エリス(g)

【曲目】
ラブ・フォー・セール/カーニバル/セブン・カム・イレブン/レディ・ビー・グッド/チェロキー 他

 何年かぶりかにこのアルバムを聴きました。ジョー・パス&ハーブ・エリスのデュオですね。

 僕は、先日、山口廣和君という素晴らしいギタリストとデュオで演奏し、色々反省点が見つかりました。簡単に言っちゃうと、「僕はデュオ下手すぎ」です。ってことで、ギター・デュオやソロ・ギターをしっかり取り組んでみようかと・・・。それで、何からやっていこうか?と思いましたが、原点に 返ってみようてことで、このアルバムを引っ張り出してきたわけです。
 
 音色は2人ともよく似ています。一瞬、「ん?どっち?」と思う瞬間もありますが、「切れ味」が良い方がジョー・パスですね。時折タメの効いたブルージーなフレーズを弾くのがハーブ・エリスです。どっちが上なんて言うつもりはありませんが、個人的な好みでいうとジョー・パスの方ですね。僕的には・・・。

 このアルバム、昔聴いていたときはギターソロばかり気になっていましたが、今はバッキングに注目です。とにかくオーソドックスな和声での乗りの良いバッキングを体得しなくては!!!凝ったボイシング、僕的にはいまは必要ありません。 

Jazz Rock 必見動画!(15)

 【渡辺香津美 / On Green Dolphin Street】



香津美さんは色々な顔(演奏スタイル)を持っていて、どれもみな大好きなのですが、この動画のようなギタートリオでスタンダードを演奏する香津美さんはそんな中でも僕の中ではベストなのであります。

 グリーン・ドルフィンは彼のお気に入りのスタンダードのようで、20代の頃からずっと演奏してきていて、僕も色々なグリーンドルフィンの演奏をFMエアチェックで持っています。パットのオール・ザ・シングズ・ユー・アーみたいなものですね。

 お茶目なフレーズもオーソドックスなフレーズもモードっぽいフレーズもコードソロもどれもこれも「ザ・カズミ!」で強力なオリジナリティですね。「彼の演奏はどんな感じですか?」と聞かれれば僕はこう答えます。「落ち着きがない蛇のような感じ」と答えます。けっしてけなしてるわけではありませんよ。この「落ち着きのなさ」にはまって、かれこれ40年くらいたちます。

 いつまでも頑張って、日本のギタリストの頂点に居続けてください!!!

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Pat Martino奏法研究(53)

【第6章】スタンダード曲への活用(5)

 今回は8小節目のA♭7の部分です。

 まずは一般的なマイナー・コンバージョンからです。A♭7 ⇒ E♭m7 とコンバージョンしてE♭ドリアンスケールを想定して弾きます(動画1)。こう考えると前の7小節目がE♭△7ですからE♭△7→E♭m7となって、前の小節のE♭をマイナーで弾けば良いのだ(G音をG♭に、D音をD♭に変える)ということがわかります。もしくはE♭△7を前回の解説のようにCm7とコンバージョンしてCドリアンスケールを想定して弾いていれば、それを単三度(フレットを上に3個移動)上げて弾けばE♭ドリアンを弾くことができて、とりあえず音は外しません。

ちなみに動画は1も2も5小節目のFm7辺りから弾き始めています。



 次にパットが結構頻繁にやるのは、A♭7をコンバージョンして考えずにA♭7のまま考えて、A♭ブルース・ペンタトニック・スケールを弾きます(動画2)。これは、ドリアン・スケールで延々と続くギターソロが、ともすれば単調になりがちな感じを一気に引き締めるのに効果的です。安定したドリアンモードが急に「えっ?」という感じになり、うまくハマるととてもカッコ良い感じになります。



 理論が全くだめという人は、ここからの文章は気にしなくてよいと思いますが、参考までに書いておくと、A♭7をE♭m7にコンバージョンして、E♭ドリアン(マイナー)を弾くことは、次の9小節目がB♭△7ですから、結果としてB♭に解決に向かうためのサブドミナントマイナーを弾いていることになります。
 
 次回は今まで解説してきた復習を兼ねて、1小節目から8小節目まで通して弾いてみます。

 それでは!

STELLA BY STARLIGHT-408

僕の音楽史(39)

【高校1年生(1977〜78年)】

 さっぱり訳が分からない駿台の夏期講習(笑)に参加しながら、「狂熱のライブ」を上映する映画館を調べました。僕が寝泊まりしていた兄の住居は京王線の桜上水駅でした。近場の映画館を探すと「あった、あった!新宿の地球座・・・新宿のどのへんだ?えっ、歌舞伎町?!」
ビビってしまいました。新潟の高校生でも知っている全国区の街、そしていろんな意味で「とても怖い街」です(笑)。映画を見た後ほんとに無事に帰ってこれるか心配になりました(笑)。

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 講習が休みの日、決行しました。事前に映画館の場所をしっかりと下調べし、新宿駅から映画館まで脇目も降らず、一心不乱に走って現地に向かいました。でも、誰かにぶつかって絡まれたりしないように細心の注意を払って走りました(笑)。

 座席ど真ん中の席に陣取り、映画が始まるのを待ちました。ここからは映画を見た感想を思い出しながら書いてみようと思います。

 先に結論を言ってしまいますね。度肝を抜かれました。そして、想像以上のカッコよさに「もう死んでもいい!」くらいの気持ちになってしまいました。次に印象に残った部分をいくつか書いておきますね。

 1.ステージが真っ暗の中「ロックンロール」のドラムイントロが聴こえ、その後、急にステージが明るくなり、ギター&ベースが入ってきて・・・。これでもうノックアウトされてしまいました。レコードを聴いた時にもこの部分にはしびれました!

 2.「ロックロール」のギターソロ最初の「ぐしゃぐしゃぐしゃ」って弾くところ(笑)、左手がズームアップになり、指が「蜘蛛の足」のような動きにぶっ飛んでしまいました!

 3.「幻惑されて」のヴァイオリン弓&ディレイを使ったプレイ、観客席全方向に向けて弓を順番に向けるアクション、卒倒しそうな位カッコイイ!

 4.「貴方を愛し続けて」のタメたかと思うと、いきなり「ぐしゃぐしゃぐしゃ」と弾きまくる「音の塊」との対比がスゲー!これはレコード未収録だった!

 5.「永遠の詩」、あんなに動き回って大丈夫か?よく弾けるな!?イメージビデオはいいから、早くステージ映像に切り替えてくれよ!

 6.「胸いっぱいの愛を」での間奏、「空手チョップ」で鳴らしてるあの楽器(テルミン)、一体全体何なんだ??そして、仮面ライダーの「ヘンシーン(変身)」のようなあのアクション、笑っちゃうほどカッコイイ!!!

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 映像の素晴らしさついては数え上げたらキリがありません。ただ、根本的に映像を見る前に想像していたイメージと一番違っていたのは、「ロバートがワイルドにステージ上を動き回り、ジミーは不愛想にただ黙々とギターを弾いている」とばかり勝手に思っていました。ところが、どちらかというと「逆」だったのですね。あんなに動き回ってよく弾けるなーと。そして、アクションがいちいちカッコイイのです。

 次の講習の休みの日にまた見に行くことに決めました。今度は落ち着いてじっくりと映画を楽しむことができると思ったので。しかも、ジミーのカッコ良さしか頭に残っていませんでしたし・・・(笑)。

 この映画を見れただけで、もう夏期講習なんてどうでもよくなりました!

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僕の音楽史(38)

【高校1年生(1977〜78年)】

 レッド・ツェッペリンの映画「狂熱のライブ」が日本で上映されることを夏休み前に新聞で知りました。ただ残念ながら新潟で上映される映画館はありませんでした。いくら人気のロックバンドとは言っても、見る人は限られていて興行的に厳しいからなのでしょう。

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 「なんとか見る方法はないか?」と考えました。当時は「動くジミー・ペイジ」をほとんど見たことはありませんでした。数年前の「NHKヤングミュージック・ショウ」で一曲だけデビュー当時の映像を見たことはありましたが、当時ビデオ・デッキはまだ一般家庭に普及されてはおりませんから、録画して繰り返し見ていたわけではありませんでしたので、見たことがないといって良いほどでした。

 「東京にいる兄のところへ夏休み遊びに行こう!」

 これが映画を見るための一番手っ取り早い方法でした。当時、3つ上の兄は東京の駿台予備校で4月から浪人生活を送っていました。早速親に相談してみましたが、予想外の返事が返ってきました。「ダメ!」とのこと。要は「兄の勉強の邪魔はするな!」ってことです。また、僕も一学期の中間テストの成績があまり芳しくないこともあってか、昔と違って両親は僕が音楽をやることに少しづつ良い感情を持たなくなっていました。

 それでも、あきらめきれませんでした。そして、色々考えたあげく名案(悪知恵?)が浮かびました。成績が悪いことが東京に遊びに行けない理由のひとつならそれを逆手にとってやれ!と思いました。

 父にこう言います。「俺も駿台予備校の夏期講習受けたいんだけど・・・・。中間テストがあまり良くなかったし・・・。」

 兄はもともと優秀な人ではありましたが、駿台予備校のたった一学期で信じられないくらい成績が伸びていました。駿台の授業のすばらしさを父から間接的に聞かされていました。そして父は駿台に絶大な信頼を置いていました。そこをうまいこと利用してやれ!と思ったわけです(笑)。

 父は思ったより簡単に落ちました(笑)。こうして東京行の切符を手に入れました。夏期講習ですから、夏休みの大半を東京で過ごせるわけで、想像しただけでも眩暈がしそうでした。

 もっとも、これからの音楽活動をスムーズに進められるように夏期講習はせっかくだからまじめに受けようとも思いました。親は成績が上がれば何も言わないはずです。そして、俺のせいで兄の成績が下がったら、それこそ大変です。二学期で逆転、名誉挽回するには絶好のチャンスと思いました。ところが、実際に授業が始まったところで、「自分はなんて考えが甘いのだろう」とわかってしまいました。僕の入学した「新潟高校」は一応新潟では一番の受験校ではありましたが、所詮田舎の公立校です。今と違って東京と地方の学力差は随分とあったようで、僕の学力では全国から優秀な学生が集まってきた駿台の夏期講習はレベルが高すぎて、全く授業についていけませんでした・・・・。しかも、楽器を持っていかなかったので、映画を見て、とっとと家に帰りたくなってしまいました(笑)。

 次回は「狂熱のライブ」を見た感想を書こうと思います。

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Jazz Rock 必見動画!(14)

【Lee Ritenour/ Captain Fingers】



 僕ら世代(50代)のかつてフュージョン小僧だった人は説明不要の名曲「キャプテン・フィンガーズ」ですね。

 とは言っても、70年代後半当時の演奏ではなく、確か10年ほど前に当時のメンバーが集まって一回限り行ったスタジオ公開レコーディングですね。オフィシャルでDVDが発売されていたと思います。

 リトナーは色々な時代で、素晴らしいメンバーと演奏して来ていますが、やはりこの時のメンバー、ベースにアンソニー・ジャクソン、ドラムスにハービー・メイソン、キーボードにパトリース・ロシアンが最強でしょう。

 リトナーの速弾きは本当にピッキングが奇麗ですね。音の粒立ちがそろっていて素晴らしいと思います。絶対にまねできません。アンソニーのベースはもうワン&オンリーな存在、この曲の特徴的なあのベースラインは彼が弾くのが一番素晴らしいです。ハービーも最高です!キメとラフに合わせるバランスが絶妙ですし、ただ普通に叩いてもグルーブしますね。パトリースのフェンダーローズでのアウトプレイは大好きです。

 我々50代のギター弾きは、こんな凄いメンバーが集まってジャズ・ギター界を牽引していた時期に学生時代を過ごせて、本当に幸せでしたね。

 今振り返ってみても、ほんと素晴らしい時代でした!!!

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僕のレコード棚公開します!(27)

【ソーラー/ジョン・アバークロンビー&ジョン・スコフィールド】

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【メンバー】
ジョン・アバークロンビー、ジョン・スコフィールド(g)、ジョージ・ムラーツ(b) ピーター・ドナルド(ds)

【曲目】
ソーラー/イーブン・スティーブン/フォー・オン・シックス/シング・ソング/アイ・シュッド・ケア 他


 こんなアルバムを持っていたことも忘れていました。いつ頃かったのかも覚えておりませんが、メセニーやジョンスコはすでに色々なアルバムで聴いていましたが、アバクロはまだあまり聴いていないこともあって「ジョンスコとセットで聴けるならお買い得!」くらいの感じだったのではと思います。

 僕が大学生のころ、アバクロとジョンスコ、そしてメセニーというのは「三大フュージョンギタリスト」と言って、雑誌等でよく比較されていたものです。当時の僕の評価はメセニー>=ジョンスコ>アバクロでした。今では「好き嫌い」でいうと先の式のまま、「評価」という意味ではメセニー=ジョンスコ=アバクロです。
 
 正直一曲を除いて、どんな演奏であったのかが全く記憶がありませんが、唯一2曲目の「イーブン・スティーブン」だけはすごく気に入って、昔バンドでもやって、あまりいい感じに弾けなかったので、リハの段階でボツにした覚えがあります。再挑戦してみようかな?と思ったりしました。

 今聴いてみましたが、「名盤!」って程ではないですが、2人のギタープレイは言わずもがな素晴らしいものですし味があってとても良いアルバムですね。

 そういえばアバクロさん、最近亡くなってしまったのですよね。残念でなりません・・・・・。


僕の音楽史(37)

【高校1年生(1977〜78年)】

 何回かこのブログに登場しているジャズ好きのドラマーのおじさんがある時カセット・テープを持ってきました。

 「これ聴いてみろ、かっこいいから!」

 カセットには「クリエイション・スタジオ・ライブ」とだけおじさんの手書きで書いてありました。おじさんに聞くと「昨年(76年)12月頃のスタジオライブで、たまたま雑誌で番組を見つけたので録音した」とのことです。

 クリエイションについては以前も何回か書いてきましたが、僕の尊敬するギタリスト「竹田和夫」さんをリーダーとする日本の誇る素晴らしいバンドです。ただ、セカンドアルバムで「フェリックス・パパラルディ」とのコラボがあまり気に入らなかったので、僕の中でテンションは下がりかけていました。

 早速聴いてみます。そして、すぐに脳天をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。

 「すげー!」

 カセットにはファースト、セカンド、そしてなんとレコーディング中の未発表サードアルバムの曲が収録されていました。クリエイションのライブはカセット・デンスケでの生録で物凄いサウンドは何度も耳にしていましたが、このテープはスタジオ・ライブということもあって、録音が無茶苦茶良く、演奏のクオリティも最高です。中でも、和夫さんのギター、僕がスタジオ盤や今まで聴いてきた彼の生録の演奏全ての中でもこの日の演奏はベストと言える素晴らしいものでした。ソロの影でうっすら聴こえてくる感極まっての彼の唸り声もライブ感があって抜群です。

 演奏も凄かったのですが、なっといっても、竹田さんのレスポールから奏でられた音の素晴らしさに言葉を失ってしまいました。甘く透明感のあるサウンドというのでしょうか。こんな美しいサウンドでプレイするロックギタリストは今まで聴いたことがありませんでした。レスポールのサウンド、僕は今でもBBAライブでのジェフ・ベックの音、そして、この日の竹田和夫さん音がレスポールで演奏されたサウンドの最高峰だと思っています。そして、この日演奏した「トーキョー・サリー」での中間部のソロ及びエンディングでのソロは今聴いても泣けてきます。今、皆さんにその演奏をお聴かせすることができないのが非常に残念ですが、必ずこのブログを通してご紹介したいと思います。

 サード・アルバムのリリースが待ち遠しくなりました。

 やはり、「竹田和夫」さんは本物でした....。

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Pat Martino奏法研究(52)

【第6章】スタンダード曲への活用(4)

 今回は7小節目のE♭△7の部分です。

 E♭△7はまず普通マイナー・コンバージョンで考えるより、「E♭をキーのドレミファ・・・を弾く」と考えることが簡単で良いように思いますね。或いは、「E♭△7のD音(メジャーセブンス音)から始めるアルペジオを弾く」とか。パットもこのアルペジオ、まんま弾いたりします。しっかりと抑揚をつけて弾けば、基礎練習でやるアルペジオもいわゆる「フレーズ」に生まれ変わりますよ。逆に言うと、普段の基礎練習がいかに大切かということにもなります。

 では、マイナー・コンバージョンをあえて当てはめますね。E♭△7⇒Cm7と考えてCドリアン・スケールを弾いてみます。

 少し違和感のある音がありませんか?そうです。A音です。この音はE♭のドレミ・・・の中にはない音です。E♭キーでは#4(もしくは♭5)の強力なテンションです。

一応動画つけておきます。最初はE♭キーのドレミファ・・・のイメージ、次にE♭△7のD音からのアルペジオを使ったフレーズ、最後にCドリアンのA音を意識したフレーズを弾いてます。あまり参考になるフレーズではないかもですが、イメージは伝わりますでしょうか??



 マルティーノがこの音を好んで入れるのは「E♭△7のテンションとして」ではなく「E♭△7⇒Cm7とコンバージョンしてCドリアンを弾いた」結果としてA音を使うと考えているようです。

 彼のビデオや教則本を見る限り、彼は普通考える「テンション」という考え方でE♭キーのA音(#4)を弾くのではなく、あくまでマイナー・コンバージョンしてCドリアンを弾き、結果としてドリアンの特徴的な音である6度のA音を弾いているようです。

 まー、どう考えてA音を弾こうが音を出すまでの過程はどうでもよいと思いますが・・・・。

 次回は8小節目のA♭7の解説をしようと思います。

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僕の教則本・教則ビデオを公開します!(14)

【コンテンポラリー・ジャズギター(潮先郁男・栗沢博幸)&イントロ・エンディングの技法(加藤泉・潮先郁男)】

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我々世代(50代前後)では紹介の必要のないほど有名な教則本ですが、最近の方は知らないのでは?と思い、敢えてご紹介させていただきます。コンテンポラリー・ジャズギター&その続編(イントロ・エンディング技法)の2冊です。

 コンテンポラリー・ギターと言っても、「アウト・フレーズ」を想像してはいけません!「発売当時で、コンテンポラリー」ってことですから(笑)。馬鹿にしてるわけではありませんので、誤解のないように!「オーソドックスなジャズ・ギター最高のバイブル」です。ジャズ理論をギターに置き換え、丁寧に解説しています。イメージでいうと、昔、渡辺貞夫さんが書いた「ジャズ・スタディ」をギターで説明してくれてる感じです。初心者の方がいきなりこれを使って理論を学ぼうと考えるには、多少難しすぎますが、中級以上である程度ジャズ・ギターがわかってきた時点で読み返す感じで使うとよいと思います。ジョー・パスやウェスの楽曲のコピー譜や分析もうれしいです。

 シリーズ2はイントロ&エンディングに特化して、色々なスタンダードごとにに、イントロのサンプルやアイディア、そして代表的なエンディングのコードパターンを紹介してくれていて、これまた素晴らしい本です。ジャム・セッションや歌伴を積極的にやっていこうとされてる方は絶対に買ってください。まんま使えるイントロ&エンディングもたくさんありますし、自分なりに崩して使うための絶好のアイディア本です。歌伴やったら右に出るものはいない!と僕が思っているギタリスト加藤i泉さんが書いています。ちなみに、タブ譜付きです(笑)。

 最近この本、あまり見かけなくなりました。

 絶対買いです!今、難しいと思っても、いずれ役に立つときが来ます。僕もいまだお世話になることもあります!
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
 浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
 吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
 横浜JAZZプロムナード’94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
 キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。
【ギタリスト武田謙治のブログ】
http://kenjitakeda.jp/
【Jazz Rock 必見動画!】
https://kenjitakeda.blog/
【Guitar Lesson のお知らせ】
http://kenjitakeda.jp/blog-category-12.html/

mail:rymk.takeda@gmail.com

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