僕のレコード棚公開します!(1)

【トリビュータリーズ/ラリー・コリエル
FullSizeRender (1)

【ミュージシャン】
ラリー・コリエル(g)ジョン・スコフィールド(g)ジョー・ベック(g)
【曲目】
A面
1.ザ・ファイル
2.マザーズ・ディ
3.リトル・Bのポエム
4.廃墟シンバブエ
B面
1.ソロ・オン・ウェンズディ
2.サーマン・マンソン
3.イクイノックス
4.アルスター・フィールズ

※太字はおすすめの曲です
※レコードですから、A面、B面になります

 つい最近残念ながら亡くなってしまいましたラリー・コリエルのリーダー・アルバム、3人のスティール弦(Ovation Adamas)による「デュオ」「トリオ」アルバムです。メンバーもまだブレイク前(?)のジョン・スコ、しかも珍しい生ギター、もう一人はあまり知名度はないですが、職人技が光るジョー・ベックです。

 まず、驚かされるのは、ジョー・ベックのコードワークの巧みさです。彼は別のデュオアルバムでもそうですが、ほんと素晴らしいです。彼の教則ビデオも持っていますが、その辺のテクニックを解説してくれていて、一時はまりました。いかんせん、職人技というか地味な印象もあって、日本では人気があまり出なかったですね。

 ジョン・スコはもうこのころから別格ですね。生弾いても、エレキ弾いても、あのノリは一緒です。たたみかけるフレーズを弾く前のあの「息使い」「間」はたまらないですね。この頃のジョンスコが一番好きだったりします。

 肝心のラリー・コリエルですが「音符は揺れる」「指は回らない」「センス悪い」などなど他の二人に比べて、技術的にはダメダメなのですが、僕は「大好き」なのです。何故だかわからないのですがとにかく「大好き」なのです。このころの彼のアコースティック・アルバムはたくさん持っていて、そのうち違うやつも紹介していくと思います。

 おすすめはA面4曲目「ジンバブエ」ですね。コリエル作のEのブルース。そもそもキーがEってのが、ジャズではありません。ロック野郎です。この曲のテーマ、コピーしてわかりました。キーがEじゃないと弾けません。ともかくテーマが無茶苦茶かっこ良いです。昔、渡辺香津美さんが佐藤允彦(p)さん、井野信義(b)さんとトリオでNHK-FMのスタジオライブでやっていたな。まだ、カセットテープもってます。ジョー・ベックの巧みな技とジョンスコのグリグリなアウトライン、それを受けて、コリエルが恥ずかしげもなく、ブルースペンタトニックでしつこく弾きまくる状況、彼が嫌いな人は「また始まった!全てぶち壊しだ!」と思うでしょう。大好きな人は「いぇーい!イケー!イケー!」です。僕は当然後者なのであります。

 
 
 



テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

僕のレコード棚公開します!(予告)

「僕のレコード棚公開します!」を連載しようと思います

IMG_1625.jpg

  数ヶ月前から、「レコードのMP3化」を地道にやってます。レコードの音楽をipodで聴きたいからです。「MP3化」を既にやっていらっしゃる方はご存知かと思いますが、CDやDVDの取り込みと違って、パソコンとオーディオを接続した状態で、必ずレコードをプレイヤーに載せ、針を落とし、A面⇒B面と順に演奏させなくてはいけません。その場を離れたときの限って、「針飛び」で何度も同じ個所を繰り返しプレイしていて、取り込み後の編集作業が面倒だったりするので、必ずその場を離れず、聴いているようにしています。

 聴いていると、買った当時のことが思い出され、懐かしさもこみ上げてきますし、聴いていた当時と今では違った感想を持ったりもしています。

 そこで、折角なので、MP3化のために「アルバムを全曲聴く」作業の過程で、僕なりの「思う、感ずる」を「アルバム紹介」として皆さんに紹介していこうと思い立ちました。

 僕はレコード・コレクターではありませんので、写真のように沢山は持っていませんし、ジャンルや楽器も自分が「ジャズギター弾き」ということもあって、ジャンルは「ジャズ、フュージョン、ロック」がほとんどですし、楽器も「ギター」に比較的偏っています。ただ、どちらかと言うと、リスナー視点ではなく、ギタリスト視点で買っていることが多かったので、結構マニアックなものもあったりします。

 そんな理由で、アルバム紹介は、おのずとジャズ・ギター・アルバムが多くなるとは思いますが、色々なレコードを紹介していきたいと思います。ここ十数年は全てCDで買ってますし、世の中的に「名盤」と言われてるものは、CDで買いなおしたりしてるので、紹介の対象はおのずと、マニアックで、特に若い方には「珍しい!知らなかった!」と思ってもらえるものも出てくると思います。僕と同世代の方には、そんなに目新しさはないアルバムかもしれませんが、若い方、特に「現在ジャズギターを勉強中!」みたいな方にぜひ聴いてもらいたいものや参考になるアルバムを紹介できればと思います。あっ、たまにはCDも紹介するかもしれません。

よろしくお願いいたします!

Pat Martino奏法研究(23)

【3-2】第1ポジション

 今回からは前回紹介した5つのポジションをひとつづつ取り上げていきます。まずは第1ポジションから。

 下の図【第1ポジション】をご覧ください。
 第1ポジション部分の指板を拡大してあります。このポジションでのAドリアンスケール構成音は、全て第2~5フレット内にしっかりと収まっています。全て2フレットは人差し指、3フレット中指、4フレットは薬指、そして5フレットは小指で押さえます。小指を使うのが苦手な方がいらっしゃるかもしれませんが、絶対に指使いを守ってください。そうでないと、この先絶対破たんします。効率的にポジション間を連結させ、淀みないフレーズを弾くためにはこの指使いが絶対必須なのです。

 次の【第1ポジションとコードポジション】をご覧ください。
 このポジション内でのAm7のコードトーンで、実際にバッキング等で使うコードポジションを丸印で囲んであります。R=ルート、♭3、5th、♭7を記入しておきました。このコードフォームはAm7の中で一番使う一般的なフォームですよね。このAm7コードフォームとポジションの結びつけを各自行っておいてください。

 最後に【第1ポジションとフレーズ】の図です。
 一番下の譜面「Aドリアン モチーフ」のご覧ください。Aドリアンの構成音を使った簡単なモチーフです。(A) (B) (C)はどれも「A - B - C- D - B-A」という簡単な音列をオクターブ違いで3種類です。このモチーフを必ずポジション内で見つけ、正しい指使いで確認していきます。今後解説していく第2~5ポジションでも同様に同じことをやっていきます。
 ちなみに今回の第1ポジションでは譜面(A) (B)の音列があり、図の番号①~⑥を番号順に弾くと(A)、黄色丸の①~⑥を番号順に弾くと(B)になります。

 ここでは、まだ詳しくは説明しませんが、同一ポジション内での(A)→(B)への動き、これはフレット上を指が、上から下へ縦に動いているので Vertical Movement です。

 次回は第2ポジションについて解説します。
第1ポジション
A ドリアンモチーフ

ギター購入騒動記(13)

2016年8月1日 レスポール・スペシャルにロック・オン!

 SG購入後「山野楽器吉祥寺ロックインB1中古楽器フロア」には頻繁に立ち寄るようになりました。ストラト、SGと立て続けに2本も購入したことで、店員さん達とも仲良くなりました。

 先日買ったSGの調子を報告しがてら、お店に立ち寄った時のことです。ある1本の楽器が目に留まりました。写真左のレスポール・スペシャルです。

 「俺の買ったグラスルーツのやつ(写真右)の本物か?」

 素通りしようとしましたが、やはりグラスルーツとの違いをどうしても確認してみたくなり、試奏させてもらうことにしました。

 グラスル―ツより若干ですが重量がある気がしました。ただ、弾き心地も音もよく似ていると思いました。この楽器に対する感想より「よくここまでギブソンをコピーしたな!」とグラスルーツの方を感心していました。5分くらい弾いていた時、ある事に気が付きました。3弦のハイポジションの音にグラスルーツとの違いを見つけました。僕のグラスルーツは3弦~6弦ハイポジションの音の抜けが、1,2弦に比べ悪くなる気がしています。もちろん、そんなに問題にするレベルではありませんでしたが。「ポン」と音の伸びが悪く、他のポジションに比べ少し「気が抜けた炭酸飲料」みたいな感じがします。このギブソンは全くそういう感じはありませんでした。12フレット以上のハイポジションでコードを鳴らしてみました。

 「明らか違う!」

 もう一つの違いは塗装、ギブソンの塗装面は滑らかで綺麗でしたが、グラスルーツは塗装が薄く、木材のデコボコが目立ちます。また、同じ黄色でも、ギブソンの方が落ち着いた色味で気に入りました。

 この時点での結論は下の通りです。

 「大きな違いはない。でも、やはりギブソン(本物)の方が良い!」

 この日以来、あんなに気に入っていたグラスルーツのレスポールを弾く気がなくなってしまいました。また、無理して弾くと「ギブソンはこんな音じゃなかった」と思うようになりました。また、特に気にも留めていなかった粗い塗装も嫌だなと思うようになってしまいました。

 「もうグラスルーツは弾けない!」

 したがって、売却しようと思いました。もちろん中古の数万で買ったギターです。これを売っただけでは、ギブソン・レスポール・スペシャルを買うことができません。

 「何を売るか?」

 ギブソン・レスポール・スペシャルを買えるだけのお金を捻出するには、ES-175かGB-10のいずれか売るしかありません。売ることが「ねばならぬ」なら迷わずGB-10です。何があろうとも、ES-175を売るという選択肢は、今のところ絶対にありません。あとは、レスポール・スペシャル購入を諦めるかです。

 さすがに数日悩みました。GB-10は新品では25万くらいの楽器。今売れば、きっともう手にすることはないと思います。

 最終的に、GB-10を売ることに決心しました。理由は以下の通りでした。

 「ES-175とGB-10の棲み分けが明確でない。したがって、ライブではES-175を使うことがほとんどで、GB-10活躍の場はない。」
 「頭の中はソリッド・ギターのことでいっぱい。あのレスポールがどうしても欲しい。我慢できない!」

 要するに、「フルアコはES-175で満足。今はグラスルーツに代わるレスポールが欲しい!」

 ってことです。

 さぁ、そうと決めたら、あとは少しでも高くGB-10を売却するだけ。どういう手段で買い手をみつけよう?!


 以下、次号へ続く。

【Gibson LesPaul SP】                  【GrassRoots LesPaul SP】
GibsonLesSP.jpg LPSP.jpg

Pat Martino奏法研究(22)

第3章ドリアンスケールの指板上の展開とポジション

【3-1】5つのポジション 

 今回からマイナー・コンバージョン・コンセプトをいったん離れて、パット・マルティーノのテクニカルな側面を解説していきたいと思います。
 ※マイナー・コンバージョンについては、今後発展形としての解説を予定しています。

 この第3章ではAドリアンで解説を進めていきたいと思います。Aドリアンの音列はもう皆さん頭に入っているとは思いますが、念のため一番下に表しておきましたので、ご確認ください。
指板

まず一番上の【Aドリアンスケールの指板上の展開】の図ですが、お分かりのように、縦の1~6の数字は弦番号、横の0~20はフレット番号(0は開放弦)、Aドリアンスケールの構成音のセルを赤くしてあります。

 パットはこの指板上のドリアン構成音を【第1ポジション】~【第5ポジション】の5つのポジションに分割して考えています。そしてそれぞれのポジションの一番左のフレットから一番右にむけて、人差し指、中指、薬指、小指を割り当てて効率的にフィンガリングしています(第2、第4ポジションではポジション内で移動あり)。

 パットの淀みないフレージングの秘訣は下の3つにあります。
1.【第1ポジション】から【第5ポジション】の機能的な連結(Horizontal Movement)
2.同一ポジション内での、キー・チェンジ(Vertical Movement)
3.1、2の複合(Vertical&Horizontal Movement)

 個人的には、1のHorizontal Movement(水平の動き)が特に非常に重要で、一定の法則をもって連結されていきます。【第5ポジション】でのフレージングから始まり、4,3,2,1と順番に綺麗にフレーズを連結させ、下っていく様は、もう芸術の域です。そして、この機能的なポジション連結で、必然的に彼のフレーズを長尺なものにしています。この辺を、なんとかうまく解説できればと考えています。


 今回はこのくらいに解説を留め、次回からは【第1ポジション】から順に詳細な解説をしていきたいと思います。

 ご期待ください!
A ドリアンスケール


 


ギター購入騒動記(12)

2016年7月末日 SG購入!

 前回お話しした通り、不要な機材やエフェクターが思ったより高く売れて、おこずかいができたので、またもや、中古楽器を物色していました。ただ、これという楽器がありませんでしたし、金額的にもフェンダージャパンなら何とか買えそうですが、ギブソンのレスポールなどには、たとえ中古品でも少し手が届かないなと思いました。そこで、いくつかのコンパクトエフェクターをコントロールできるスィッチャーを買おうと思いました。

 会社帰りに、いつもの「山野楽器吉祥寺ロックイン」に行きました。肝心のスィッチャーは思ったものがなかったのですが、いくつかの中古楽器の中にまぎれて飾ってあった写真のSGを見つけました。

 「変わった色、そして随分綺麗な塗装だな!うーん、意外に安いけど、ギブソンじゃん?」

 「SG」はその時まで頭にありませんでした。ギブソンはフェンダーに比べると、割高でしたので、到底買えるとは思ってなかったので、あまり考えていませんでした。「これならちょっとだけ財布の中にあるお金を足せば、買えるな!きっと、割り引いてくれるし(笑)」この時は、すでに店員さんとは仲良くなっていました。試奏させてもらいました。

 「軽い!弾きやすい!」

 これが、初めて弾いたSGの感想です。音は、正直「これがSGの音か!」と思うほどの個性は感じられませんでした。悪いという意味ではないですよ。テレキャス、ストラト、レスポールのような個性的な感じは受けませんでしたが、ともかく、ルックスが気に入りました。クワガタ虫のようで、ネック脇の丸みの部分を触ると、実に手触りが気持ち良いです(なんのこっちゃ)。色も変わっていて、すでに購入した「GP-10」ともお似合いと思いましたし、何より、「この楽器で太い弦張って、ジャズを弾きまくったら、みんな驚くだろうな!」という、よこしまな考えも頭をよぎりました。

 「よし、買おう!スイッチャーはいいや。どうせ、GP-10メインに使っていくのだから」


 こうして、御茶ノ水で手に入れたグラスルーツのレスポールスペシャルほどの「衝動買い」「勢い買い」ではありませんでしたが、こんな感じで、考えてもいなかった「SG」を購入しました。やはり、消費税額分を割り引いてくれって、ぴったりの価格にしてくれました。ありがとうございます!

【SG Special 2014 Gibson】
SG.jpg

・とにかく「軽い」「薄い」が気に入っていて、僕のような「仕事帰りにライブ」みたいな人間にはバッチリですね。今のところ、ライブでの使用頻度が高いです。
・今では、1弦0.013、6弦0.058という極太のゲージを張っていて、弦高も6弦12フレットで約3mmほどもあり、なかなか弾きづらい楽器ですが、その裏返しで太いジャジーなサウンドを手に入れることができました。最初は完全な「ルックス買い」でしたが、今では音もすごく気に入っていて、演奏を聴きに来てくれた人はみな「SGの音ではないみたい」と言います。太いゲージのせいか、若干順ぞり気味のような気がします。
・ボリュームコントロールを引くことで、シングルコイルに切替することができますが、使たことありません。ストラトやテレのシングルコイルに比べて、中途半端ですね。
・僕にとって、SGは「クラプトン」でも「ビルフリーゼル」でもなく、70年代ブリティッシュロックで人気のあった「ユーライアヒープ」の「ミックボックス」ですね。なんたって、小5の時に、わざわざ新潟から兄と二人で武道館に見に来たくらいですからね。たしか、かれのSGは黒で、アームが付いていたな!

【2016年7月末時点での所有楽器・機材】
<Guitar>
ES-175NT (Gibson) 91年新品で購入
GB-10 NT (Ibanez) 94年新品で購入
1763Classic (Ovation) 9X年新品購入 現在ボディに複数個所亀裂
GA40SFCE-NT(Ibanez) 16年新品で購入
Stratocaster (Fender Japan) 16年中古で購入
Telecaster (Fender Japan) 16年中古で購入
G-LS-57 (GrassRoots) 16年中古で購入
SG Special 2014 (Gibson) 16年中古で購入

<Effect>
OD-2  (Boss) オーバードライブ 知人から貰った
CE-3  (Boss) コーラス 知人から貰った
Micro ABY (Fender)A/B Box 16年新品購入
Ditto Looper (TC Erectronic) ルーパー 16年ヤフオクで落札
OC-2 (Boss) オクターバー 16年ヤフオクで落札
DD-20 (Boss) デジタルディレイ 16年中古で購入
GP-10+GK3 ギタープロセッサー 16年新品(?)で購入
 
<Amp>
MiniBruteⅣ(Politone) 9X年中古購入
Pathfinder10(Vox) 11年新品購入
RhythmMini5(Vox) 14年新品購

Pat Martino奏法研究(21)

【2-7】マイナー・コンバージョンで「枯葉」を弾く(デモ)

【2-6】で解説したマイナー・コンバージョンによる「枯葉」の頭8小節のデモ演奏を動画にしました。

8小節の2回リピートで16小節の短い演奏ですが、理解の参考にしてください!

マイナー・コンバージョンで「枯葉」を弾く(デモ)

ギター購入騒動記(11)

2016年7月 GP-10 購入!

 自宅でアンプを通して練習するようになったこと、DD-20(ディレイ)を購入したことにより、興味がギターからエフェクターに向きました。そして、ライブ演奏にも最近買ったソリッドギターとともに積極的に使っていくようになりました。同じ曲、同じメンバーで、2016年3月と6月の演奏動画をリンクしておきまが、こんな感じにバンドのサウンドも変化していきました。聴いてみてください!

The Great Stream ES-175 NoEffects 2016年3月
The Great Stream LP Special Effects 2016年6月

 エフェクターを色々ネットで調べていくうちに、GP-10(Boss GuitarProsessor)がどうしても欲しくなりました。目的は、「パットメセニーのあの音を自分で出してみたい!」。ただ、それだけでした。僕は、パットマルティーノとパットメセニー、この二人に無茶苦茶影響を受けています。最近のメセニーは、あまり聴いていないのですが、80年代、90年代の初期のメセニーグループは来日するたびに見に行っていて、例のGR-300の音も大好きでした。

 早速ヤフオクを物色しましたが、予想に反してあまり出品されておらず、選択肢がありませんでした。新品で買うと、GK-3ピックアップとセットのものは、どうしても4~5万します。あきらめかけたとき、ネットで「イケベ楽器秋葉原店」に「中古訳あり品、29800円 限定5台販売」の広告を見つめました。もう買うしかない!と思いました。財布に入っているお金1万ほどで現金払いし、残額をクレジットカードで買うことにしました。欲しくて、欲しくて、いてもたってもいられなくなっていましたので、「かみさんにバレる」そんなことどうでも良い気持ちになってました。早速、ネットで予約を入れた上で、次の休日に買いに行きました。

 こんな感じだと、「きっとまだまだ欲しいものが出てくるに違いない」と思いましたので、所有している不要な機材もろもろをヤフオクに少しづつ売りに出して、今後の購入資金にしようと考えました。GP-10とDD-20を買ったことで、まず不要だなと思ったコンパクトエフェクターのAD-3とDL-10をヤフオクを通じ売却しました。合わせて、何十年も前に買って、全く使っていないカセットMTRやヤマハのシーケンサーQY-10なども、動作に問題ないので出品したところ、思ったより高く売れました。

 そんなこんなで、安い中古楽器なら、買える資金ができたので、また楽器の物色を始めました。

 以下次号へ

【GP-10】
GP-10.jpg

【GK-3 Pickup】
GK-3.jpg

・買った時は「メセニーのGR-300の音が再現できればいいや」くらいに思っていましたが、そんな使い方ではもったいないほど素晴らしい機材でした。今でも、僕の強力な「飛び道具」です。
・サイトから、色々な音色をダウンロードでき、自分なりに好みの音に設定をカスタマイズできるのが素晴らしいです。
・シンセの音では、「フレットレスギター」「メセニーGR=300」そして「メセニーGR-300のオリジナルカスタマイズ」の3種類をよく使います。特に「フレットレスギター」は大好きで、「武田のギターはあの音!」と思い出してもらえるよう多用してますね。
・シンセとして使うだけでなく、アンプシュミレーターやエフェクターとしても、とても素晴らしく、まだまだ研究中ですが、今の僕には欠かせない機材となっています。
・「中古訳あり特価」ということでしたが、どう見ても、開封されている形跡がなく、新品だと思います。こんな素晴らしい機材を3万弱で購入できるなんて!!そんな気持ちです。
・レスポールスぺシャル&GP-10、黄色&黄色のコンビで、ルックス的にも大変気に入りました!

【2016年7月末時点での所有楽器・機材】
<Guitar>
ES-175NT (Gibson) 91年新品で購入
GB-10 NT (Ibanez) 94年新品で購入
1763Classic (Ovation) 9X年新品購入 現在ボディに複数個所亀裂
GA40SFCE-NT(Ibanez) 16年新品で購入
Stratocaster (Fender Japan) 16年中古で購入
Telecaster (Fender Japan) 16年中古で購入
G-LS-57 (GrassRoots) 16年中古で購入


<Effect>
OD-2  (Boss) オーバードライブ 知人から貰った
CE-3  (Boss) コーラス 知人から貰った
DL-10 (Ibanez) デジタルディレイ 9X年新品購入
AD-3 (Boss) アコースティックプロセッサー 9X年新品購入
Micro ABY (Fender)A/B Box 16年新品購入
Ditto Looper (TC Erectronic) ルーパー 16年ヤフオクで落札
OC-2 (Boss) オクターバー 16年ヤフオクで落札
DD-20 (Boss) デジタルディレイ 16年中古で購入
GP-10+GK3 ギタープロセッサー 16年新品(?)で購入
 

<Amp>
MiniBruteⅣ(Politone) 9X年中古購入
Pathfinder10(Vox) 11年新品購入
RhythmMini5(Vox) 14年新品購

Pat Martino奏法研究(20)

 【2-6】マイナー・コンバージョンで「枯葉」を弾く(2)

 最初の8小節の解説をすれば、すべて完了ですね。

 まず最初の4小節です。

 最初の4小節はKey=B♭メジャーと考えます。1小節目Cm7はm7なので、そのままCm7、次の2小節目F7は3小節目B♭メジャー7へのドミナントモーションなので【2-3】の法則をあてはめて、F7⇒G♭m7にコンバージョンします。3小節目、4小節目のB♭△7、E♭△7は【2-2】の法則をあてはめて、それぞれB♭△7⇒Gm7、E♭△7⇒Cm7にコンバージョンできます。したがって、

Cm7-F7-B♭△7-E♭△7 ⇒ Cm7-G♭m7-Gm7-Cm7

となります。

 5小節目からGマイナー(B♭メジャーの関係調)に転調したと考えます。5小節目Am7(♭5)は【2-4】をあてはめて、Am7(♭5)⇒Cm7です。6小節D7はGm7へのドミナントモーションなので、【2-3】にあてはめて、D7⇒E♭m7です。7小節目はGm7、そのままです。8小節目は、繰り返しで1小節目に戻ります。Dm7はDm7のまま考えても良いのですが、パットはここをDm7(♭5)と考えて【2-4】をあてはめ、Dm7(♭5)⇒Fm7と考えることが多いですし、こっちの方がなんかジャズっぽい感じです。また、Dm7と考えてDドリアンを弾くと、B音(Dm7の6度音)が少し違和感あり、注意が必要です。もっともある程度の速度で弾くと、そして、うまく使うと無茶苦茶かっこいいですがね。G7はCm7にむけてのドミナントモーションなので、【2-3】にあてはめて、G7⇒A♭m7にコンバージョンできます。したがって、

Am7(♭5)-D7-Gm7-Dm7/G7 ⇒ Cm7-E♭m7-Gm7-Fm7/A♭m7

となります。

 あと、サビ以降もこの進行の繰り返しです。

 お断りしておきますが、コンバージョンはここに示しただけではなく、何通りの考え方もあります。これは、一番基本的なコンバージョンのやり方で、これが理解でき、これに乗っ取ってプレイできるようにならなければ、複雑な例を覚えたところで、身につかないと思います。

 言葉でつらつらと書き続けたので、わかりにくい部分もあると思いますので、次回は、参考動画をアップできればと考えてます。

 マイナーコンバージョンの複雑な例や応用は、また別の機会に詳しく説明することにして、一旦マイナーコンバージョンから離れて、次はテクニカルな面、パット・マルティーノの途切れなく続くフレーズの秘密、「ポジションとポジション移動」についての奏法解説を始めようと思います。

 それでは。

 

ギター購入騒動記(10)

2016年6月中旬 OC-2落札 DD-20購入

 とりあえず、新しいギターを3本も手に入れて、ギターを弾く時間が以前にも増して多くなりました。また、第4話でお話しした通り、ルーパーとA/Bボックスを手に入れたことで、自宅練習でもアンプを通して弾く機会が多くなりました。そんな関係もあって、持っているコンパクトエフェクターでは、少し物足りなくなってきました。

 まずは、学生時代のお気に入り、オクターバーを手に入れることにしました。僕はオクターバーを使ったサウンドが大好きです。ジェフ・ベックも昔、効果的に使ってましたし、僕の大好きな渡辺香津美さんや秋山一将さんも頻繁に使ってました。

 新品には全くこだわってはいなかったので、ヤフオクで購入することに決めました。たくさん出品されていましたので、手ごろなやつを早速落札しました。
 
 合わせて、ディレイを物色していました。持っていたDL-10(コンパクトデジタルディレイ)では、どうも物足りなくなってきました。ライブでは、この時までほとんど使っていませんでしたが、今後ディレイをうまく使っていきたいと思うようになりましたが、所有のDL-10では、リバーブやコーラス効果で使うには無理があると感じました。また、数種類のプリセットができれば、ライブの場所や曲によって、簡単に切り替えができて便利だなと感じていました。

 特にDD-20にこだわっていたわけではありませんが、ヤフオクでいくつか出品されていたので、ネットで調べてみました。取説を読む限り、僕のやりたい機能は満たしているようです。落札しようかな?と思っていたら、それより安い値段で御茶ノ水「シモクラセカンドハンズPart2」に売りに出されれているのを、ネットで発見しました。それなら、ということで次の日曜日に、御茶ノ水に行って、購入しました。前回グラスルーツのレスポールスペシャルを買ったばかりでしたので、店員さんは僕のことを覚えていて、親切に応対してくれました。

  これで、とりあえず、この時時点で欲しいものはだいたい手に入れました。あくまで、この時時点ってことですけどね(笑)。

  この2つのエフェクター、今はもう手元にはありません。売却しました(笑)!


【OC-2】

OC-2.jpg

・大学時代に比較的よく使っていました。その時は、フルバンドをやっていて、楽器はセミアコ、0.010くらいの細い弦を張っていて、たまに頂けるソロ(笑)の時に、音に厚みを出すためにうっすらとかけたりしていました。また、本文にも書きましたが、ジェフ・ベックの「ワイアード」のリングモジュレーターやオクターバーサウンドが大好きでした。あとは、当時の日本のフュージョンギタリストのオムニバスアルバム「ギター・ワークショップ」の中で、秋山一将さんの「レッド・バロン」のサウンドや香津美さんの「キリン・ライブ」でのサウンドが大好きでした。僕の中では、一番好きなエフェクターとも言えますね。
・これ以外のオクターバーは使ったことないので、他社比較はできません。これで満足です!


【DD-20】

DD-20.jpg

・新しいディレイを買った目的は、「曲によって、あるいは、演奏部分によってディレイ効果を切り分けたい」ということと「ディレイタイムをもう少し細かく設定したい」の2つでした。フュージョン・ロック系ギタリストではなく、一応ジャズギタリスト(笑)、これで、もうオーバー・スペックな感じでした。
・4種類の設定をプリセットできて、便利でした。僕は、「リバーブ」「ショート」「ロング」「メセニー風セッティング」の4種類をプリセットして、使い分けしてました。


【2016年6月中旬時点での所有楽器・機材】
<Guitar>
ES-175NT (Gibson) 91年新品で購入
GB-10 NT (Ibanez) 94年新品で購入
1763Classic (Ovation) 9X年新品購入 現在ボディに複数個所亀裂
GA40SFCE-NT(Ibanez) 16年新品で購入
Stratocaster (Fender Japan) 16年中古で購入
Telecaster (Fender Japan) 16年中古で購入
G-LS-57 (GrassRoots) 16年中古で購入


<Effect>
OD-2  (Boss) オーバードライブ 知人から貰った
CE-3  (Boss) コーラス 知人から貰った
DL-10 (Ibanez) デジタルディレイ 9X年新品購入
AD-3 (Boss) アコースティックプロセッサー 9X年新品購入
Micro ABY (Fender)A/B Box 16年新品購入
Ditto Looper (TC Erectronic) ルーパー 16年ヤフオクで落札
OC-2 (Boss) オクターバー 16年ヤフオクで落札
DD-20 (Boss) デジタルディレイ 16年中古で購入


<Amp>
MiniBruteⅣ(Politone) 9X年中古購入
Pathfinder10(Vox) 11年新品購入
RhythmMini5(Vox) 14年新品購入 

プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
 浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
 吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
 横浜JAZZプロムナード’94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
 キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。
【ギタリスト武田謙治のブログ】
http://kenjitakeda.jp/
【Jazz Rock 必見動画!】
https://kenjitakeda.blog/
【Guitar Lesson のお知らせ】
http://kenjitakeda.jp/blog-category-12.html/

mail:rymk.takeda@gmail.com

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