Phrase Database (9)

今回はマイク・スターンですね。

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譜面は5小節目で終わってますが、4~5小節目のような乗降フレーズが同じパターンで続きます。

 Dm7一発のモーダルな曲でのソロです。確かネタは「ウイ・ウォント・マイルス」だったと思います。あの黄色いジャケットのやつですね。とにかく、このアルバムは絶対聴いてください!もう、一発ものフレーズの宝庫ですから!!でも、動画ではモーダルとは程遠く、わかりやすくするためゆっくりとしたテンポでどん臭く弾いていますのでお許しを!

 マイクはあまりアウトせずに、この手のやつは結構律儀にかっちりと弾きます。根はまじめな人ですから(笑)。しかも、結構ドリアン(B音)でなくナチュラルマイナー(B♭音)をよく使います。1小節目3~4拍はいかにもマイクです。

 4~5小節目のフレーズは一つ一つの音をピッキングしてはっきり弾くのは上の動画のような運指が良いですが、速いテンポで勢いよく弾く時は下の様な運指でスラーで弾くのが良いかもしれません。



Phrase Database (8)

 今回は以前も紹介したビバップ・ギタリスト「ブルース・フォアマン」のフレーズです。

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 特に変わった音使いはないですが、こう言った「普通の言い回し」のフレーズのストックを沢山持つことが、上達の早道と思います。

 とにかく何の曲でも彼のアドリブの中にこのフレーズが登場します。会話で言えば「You Know,....」みたいなものかもですね。

 そんな中で注目は1小節目の3~4拍目の3連ですかね。動画で最初の数回はゆっくりとしたテンポで弾いている時は全ての音をピッキングして弾いていますが、フォアマンはスラーで6音を全てピッキングせず、3拍目頭のB音をピッキングした後全てスラー(レガート?)でピッキングなしで弾きます。動画の後の方はテンポを速くしてフォアマンの様にレガートで弾いていますので参考にしてください。小指をあまり使わない人や、グリップを握って弾く人や握力の弱い人は音をしっかり鳴らすのは意外と難しいかもですね。

 頑張ってください!

Phrase Database (7)

 今回は最近のジャズギター学習中の方にはあまりなじみがないのかもしれませんが、秋山一将さんのフレーズです。

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 秋山さんと僕とのかかわりは、僕のブログ「僕の音楽史」ってやつで分かると思いますが、僕が大学時代、ジャズギターを勉強し始めた頃にどっぷりハマり、レコードからライブから何ほどもフレーズコピーしまくりました。このフレーズ、今でも似たような感じで僕は弾きます。完全に指癖になって、自分の血となり肉となっております。

 オーソドックスなフレーズです。そして3小節目から5小節目にかけてはジョージ・ベンソンに思いっきり影響を受けているのがうかがわれますね。

 彼の事を知らない方もフレーズをなぞってみてください。

 動画は最初はゆっくり目で2回、後は速めで3回ほど弾いてます。

Phrase Database (6)

 今回はマイク・スターンです。

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マイクについてはそんなに数は聴いていないですが、ある特定のアルバムについてはがっつりコピーしましたね。

 彼はとにかくディストーションでギンギンの方ばかりが注目されがちですが、ペダル踏む前のクリーン・トーンでの8分、16分音符での律儀なフレーズはまるで教則CDのようです。

 上のフレーズ、なんてことはないB♭キーのⅡ-Ⅴ-Ⅰのフレーズですが、二小節目のクロマチックな動き、ジョー・パスを研究した痕跡がありですね。

 かっこいいフレーズばかりコピーするのではなく、こういったなんてことはないフレーズのストックを増やしていくことが、結果かっこいいソロになるのではと思います。

Phrase Database (5)

 今回はベンソンのにーごーいち(マイナー編)です。

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 ベンソンはかなりコピーしましたね。マルティーノと同じくらい研究しました。マルティーノもベンソンも同じテクニシャンでありますが、マルティーノはコピーしてほとんどのフレーズは弾けるようにはなるのですが、ベンソンはなかなかそうはいきません。特に早いパッセージは音も採れないですし、最初からあきらめて、下のような8分音符でテンポも比較的ゆっくりで、それでもって「いかにもベンソン!」みたいなやつを選んでコピーしてましたね。

 ここでは2小節目の音使いがカッコ良いですね。3,4拍目のクロマチックな動きがいかにもジャズです。3小節めレドレってやつもCm7のナインスのテンション感がいかしてます。別に難しい音を使ってなくとも使い方によってはっとさせられる良い例ですね!

プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。

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