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ジャズギター裏口入学(34)

【循環モノの弾き方(4)】

 今回は(3)マイナーコンバージョンしてしまう

 これは(2)の一発で考えるとある意味同じなのですが、要は下の通りです。


 「B♭7一発で考えて、これをFm7にコンバージョンして、マイナー7th一発でマイナーフレーズを弾く」



 ちょっと理論をかじった人はご存知だと思いますが、Fm7をFドリアンで弾くとは結局B♭ミクソリディアンで弾いていることになり、B♭7一発で弾いてることにもなりますが、弾いている側からするとなんとなくドリアンを弾くのとミクソリディアンを弾くのとでは微妙にニュアンスが違ってきたりします。

 下は参考動画です。





 下の動画は以前youtubeにあげた循環の代表曲「オレオ」の演奏。(3)マイナーコンバージョンを中心に(1)(2)の考え方も取り混ぜて好き放題弾いています。ご覧になってみてください!!

 このギター、懐かしい!もう売ってしまいました.....。







IMG_0794.jpg

ジャズギター裏口入学(33)

【循環モノの弾き方(3)】

 今回は「一発で考える」で考えるについて。

 またAの部分の話ですが、ミディアム・ファースト以上のテンポで目が苦しくコードが変わる場合は「一発もので考える」っていうのが有効です。有効というか、ひとつひとつコードに忠実に弾くことは現実的に難しいですし、できたとしてもせせこましくなってしまいます。

 キーがB♭なんで「B♭7一発」で考えて、ロック系からジャズ・ギターを勉強している皆さんなら大の得意なブルース・ペンタトニックで弾き続けられます。

 下の動画は比較的ゆっくり目のテンポで、バッキングに合わせほぼブルース・スケールで弾いています。わかりやすく何度も似た様なフレーズを繰り返し弾いていますから参考にしてください。

  

ジャズギター裏口入学(32)

【循環モノの弾き方(2)】

 今回は前回説明した3つの捉え方のうち①にあげた

「1−6−2−5、3−6−2−5などの機能別に塊で捉える」について。


 循環モノはサビ以外は結局のところ3−6−2−5や1−6−2−5の集合体です。前回載せたオレオの譜面見ていただければわかりますよね?。

 最初の4小節は1−6−2−5−3−6−2−5です。5ー6小節がちょっと違っていて、I ーI7ーⅣーⅣ♯dimが出てきて、そのあとまた3−6−2−5です。

 従って、5−6小節にちょっとだけ注意を払えば、あとはジャズを勉強している皆さんは絶対やっているであろうパターンやリックを充てはめてめて弾けるはずし、この手のやつは指癖にするほど弾き込んでいるはず(?)ですので、比較的テンポの速いものでも対応しやすいのではと思います。

 一つアドバイスがあります。循環ものでは、偉人たちが過去に残してきた「お決まりフレーズ」みたいなものがたくさん存在しています。そんなフレーズを散りばめたりすると、「循環やってます!」的な感じが出て良いかもです。また、それがばっちりとハマった時「いぇー!」と掛け声をもらうかもですね。色々な循環の代表曲のテーマを変形してアドリブに挿入するのも良いと思います。

 動画で最初の4小節でよくやる定石フレーズと5−8小節での定石フレーズを弾いてみましたので、参考にしてください。

ではでは!




ジャズギター裏口入学(31)

【循環モノの弾き方(1)】

 随分と間が空いてしまいました。以前ブルースやスタンダードについては軽くふれてきましたが、次は「循環モノの弾き方」について何回かに渡って書いていこうと思います。これもジャム・セッションでは欠かせない曲(コード進行)の一つと思います。

 まず「循環モノ」ってどういう曲かっていうことからですが、要は「オレオ」「リズマニング」のコード進行ですね。分りますか?下にコード進行の例を書いてみます。っていうか、黒本からオレオの譜面を載っけておきます。

IMG_1270.jpg


 今回お話ししようと思うのは、テーマのメロディではなく、この「循環」という進行の中でどうアドリブしていくかってことで、テーマについては、各自がそれぞれの曲で練習してください。また、キーはほぼ100%に近いくらいB♭で演奏されるので、ここでもB♭で話を進めます。

 循環って苦手な人がたくさんいますよね?!僕も苦手でした。理由は大きく2つ。

 「テンポが速い曲が多くてついていけない」
 「Bの部分、セブンス・コードの連続部分 D7ーG7ーC7ーF7がうまく弾けない」

 最初のテンポの話でいうと、技術面ではピッキングや左手の指まわりを少しづつ鍛えていくしかないのですが、問題は「頭」が目まぐるしく変わるコード進行についていくようにしなくてはいけません。この「頭」の部分について、僕なりのいくつかのやり方について書いていきます。

 次にセブンスの連続部分、ここが弾けない人は多いですね。僕もものすごく苦手でした。ジャズ以外の楽曲には全く見られない進行(?)で、いかにも「ジャズ」っぽい部分なので、ロック、フュージョン系からジャズに入ってきた人には未知の世界だからです。

 今回は、最初の話のさわりだけ。

 循環は2拍ごとでコードが目まぐるしく変わり、テンポも速い曲が多いことから、一つ一つのコードをあーだ、こーだ言っても実際問題弾けません。じゃーどうするかっていうとこれしかないのではと思います。

 「大きく捉える」ってことです。

 僕は大体次の3種類のやり方です。

 ①1−6−2−5、3−6−2−5などの機能別に塊で捉える
 ②一発で考える
 ③マイナー・コンバージョンしてしまう

 次回から①から順番に解説していきます。

 お楽しみに!!



 

 

 

ジャズギター裏口入学(30)

【アドリブ練習のやり方(3)】

 とにかくフレーズのコピーを片っぱしから行っていきながら、次のような作業をやるといいのではないかということでご紹介します。





 動画1は前回の動画1の最初に弾いたフレーズです。そして、動画2は前回の動画2の最初に弾いたフレーズです。いずれもⅡーⅤーⅠのフレーズ例で、分析は前回の解説を参考にしてもらいたいのですが、皆さんがこのような2つのフレーズのコピーを行なったとしましょう。ここで終わってはいけません、もったいないです!

 動画3をご覧ください。



 これ、何をやったかというと、動画1のフレーズの1小節目と動画2の2小節目を合体させて第3のフレーズを作っています。正確には単純に合体させたわけではなく、うまく連結できるように動画2の2小節目を多少変えています。そして、フレーズの二回目は、1小節目の譜割りを2小節目に多少合わせた感じに弾いています。

 こんな形で、片っぱしからフレーズをコピーしたら、それらを自分ならりに合体させ、混ぜ合わせ、第3、第4のフレーズをどんどん作って行きましょう。

 こうすることにって、フレーズのストックがどんどん増えていくはずです。そして大好きなギターリストの影響を残しつつ、自分なりのオリジナル・フレーズがどんどん出来上がってきます。

 フレーズコピーの注意点ですが、とにかく、2拍、4拍や数小節のフレーズの塊でコピーし、1音1音の音の分析は後回しで良いと思います。そんなのいちいち気にしていたら、コピー作業がはかどりません。大体、音楽的に割り切れないことだってたくさんありますから!

 参考にしてください。

 質問を受け付けています。お気軽にどうぞ!

 

【ギター教えます】
興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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